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参院予算委員長・鶴保庸介が失言炎上「能登地震が運よく…」
鶴保庸介(つるほようすけ)参議院予算委員長が、2025年7月8日、和歌山県内での演説中に放った一言が大炎上しています。
発言内容は「行政手続きの簡素化」に関連し、「運が良いことに能登で地震があった」と述べたもので、被災者軽視と取れる表現に各方面から非難が殺到しました。
7月9日には記者会見で謝罪と発言撤回を表明しましたが、時すでに遅し。今後の政治生命にも影響を与えかねない深刻な局面を迎えています。
鶴保庸介のプロフィールと経歴
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- 本名: 鶴保庸介(つるほ ようすけ)
- 生年月日: 1967年2月5日(58歳)
- 出身地: 大阪府大阪市
- 最終学歴: 東京大学法学部 卒業
政界入りまでの経歴
大学卒業後は、自由民主党の小沢一郎氏の秘書として活動。31歳だった1998年、和歌山県選挙区から参議院議員に初当選しました。
以来、国土交通政務官、副大臣、沖縄・北方担当大臣などを歴任し、2025年1月には参議院予算委員長に就任しています。
結婚歴・私生活:野田聖子との事実婚も
鶴保氏は2001年から2007年まで、自民党の野田聖子議員と事実婚状態にありました。入籍はしていませんが、当時から注目のカップルとして話題に。
破局後、別の一般女性と結婚し一児をもうけますが、その後の養育費トラブルや離婚報道もあり、私生活は波乱含みだったようです。
問題の発言とは?「能登で地震が運よく…」
2025年7月8日、和歌山市内での演説にて、以下のような発言が飛び出しました。
「運が良いことに能登で地震があったでしょう…」
行政手続きの簡略化を例示する中で出たこの発言に対し、SNSではすぐさま「被災者に対する配慮がなさすぎる」「無神経すぎる」と大炎上。
翌9日には橘官房副長官からも「被災者の気持ちを踏みにじってはならない」と政府内からも批判が噴出しました。
鶴保氏本人も記者会見で「不適切な発言で申し訳ない」と謝罪し、撤回を表明しています。
政治家の資質が問われる局面に
今回の発言は、言い間違いや揚げ足取りというレベルを超え、政治家としての倫理観や感覚のズレが問われる結果となりました。
能登地震は甚大な被害をもたらし、多くの人が今も苦しんでいます。そうした中での不用意な発言は、有権者の信頼を大きく損ねるものです。
今後、本人の説明責任とともに、参議院予算委員長という立場にふさわしい言動が改めて求められることになるでしょう。
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