オレオレ詐欺を始め、投資や婚活など、さまざまな分野で巧妙な新手の詐欺が出てきては対策してのイタチごっこ。
そんな中、ネットでの新たな詐欺の数は増える一方で、最近では決済エラー詐欺が話題となっています。
決済エラー詐欺とは何なのか、対策方法や見分け方はあるのか調べてみました。
決済エラー詐欺とは?
今までのネット上の詐欺といえば、宅急便の会社の名前を語ったメールを送って偽サイトに誘導する手口や、決済アプリなどの不正請求などは記憶に新しいところです。
これらの詐欺は誘導したサイト自体が偽物ですが、決済エラー詐欺は本物のサイトの中に偽物の画面が組み込まれており、騙されたとすら気付かない恐ろしい詐欺です。
偽物の画面となるのは、決済の時に入力するクレジットカード情報の入力画面。
ユーザーはネットショッピングをして商品を選び、決済画面でクレジットカード情報を入力。エラーとなり再入力が求められるのですが、この再入力する画面こそが本物のショップサイトのため、正常に決済されて購入した商品もユーザーの手元に届きます。
専門家によると「犯人はショッピングサイトに侵入して、内容を改ざんして偽物の決済画面を組み込んでいる」と話しています。
つまり、今までの詐欺のようにムチャクチャな金額を請求されるわけでもなく、商品も手元に届くのですがわクレジットカード情報だけが盗まれてしまいます。
盗まれたクレジットカード情報は、闇市場で売買されて不正使用されてしまいます。
被害件数は分かっているだけでも1万3000件もあるようです。
決済エラー詐欺の対策方法
ネットショッピングが当たり前となった現在。
ネット決済エラーの詐欺に遭わないための事前の対策自体、現段階ではないそうです!!
ショッピングサイト側がすぐに気付けば良いのですが、正常に決済されて商品も手元に届くのでユーザーもサイト側も気付かないことが多いのです。
今のところの対策として、ネットジャーナリストによれば「たとえ有料でもカードの利用詳細を必ず見ること」。
60日以内であれば保険で被害をカバーしてくれるんだとか。
特に中小のサイトの被害が出ていますが、今後大手のショッピングサイトが破られる可能性も大いにあるようです。
決済エラー詐欺の見分け方
事前の対策はないものの、決済エラー詐欺を見分けることができればリスクを回避することができますね。
見分けるのはもちろん、決済画面!!
通常、クレジットカード情報を入力した場合、間違った部分だけ再入力を求められることがほとんどです。
しかし、偽サイトは入力したはずの情報全てが真っ白(入力していない状態)になってしまうのです。
このような状態になれば、すぐにショッピングサイトやクレジットカード会社に相談するようにしましょう。
ネットの反応は?
ネット決済エラー詐欺について、twitterでも色々と言われています。
決済エラー詐欺めっちゃ怖いやん😨
— あいす (@color_offwhite) 2019年2月17日
昨年の夏から被害が増えてる「決済エラー詐欺」😓
本サイトの途中が偽物とか…だんだん手口が巧妙になってるし…入力エラーが何回もあったら怪しんだ方がいいのか?カード明細は郵送で必ずチェック!しか確かなものはないって…ネット詐欺師よ!他の事に頭使えよー!😭 pic.twitter.com/mxF8iHbNrT
— ebimitsu❄️ (@mieta17) 2019年2月17日
決済エラー詐欺怖い…私大丈夫かな?(・ω・;#)
— ⊂(りか@海月)⊃ めだか🐟レオパ🦎 (@rika_jellyfish) 2019年2月17日
クレジット決済エラー詐欺😳
明細を月末に必ずみなさいっていうけどネットで見るようになってるとこみにくいんだよね
郵送だと有料だし#決済エラー詐欺— トーチソングトリロジー (@Fd6MHEzXUrsOfgW) 2019年2月17日
最近は決済エラー詐欺が出てきたらしい。
ネットでショッピングをするのが怖くなってきた。カード情報を入力したらエラー画面が出て、もう一度カード情報を入れる画面が出てきた時は要注意!
クレジットカード情報を盗まれて、闇で売買されたり、勝手に使われたりするらしい。
— みゆりん@スローライフ実践ブロガー (@168aroma) 2019年2月17日
ネットのお買い物で、エラーが出たら要注意⚠️
カード情報を再度要求されたら詐欺かも💦詐欺は進化して巧妙化していきますので
周囲やご家族様にも注意喚起が必要です😨『確認』と『疑い』で
楽しいネットショッピングを😭#ネット詐欺— オフィス家具市場【公式】 (@1baKagu) 2019年2月18日
やはり、ネットショッピングを利用する人ほど、決済エラー詐欺を恐れている人が多いですね。
まとめ
現時点で被害は1万3000件ですが、ネットショッピングはこれからもっともっと市場を拡げていくものなので、被害が拡大するものと思われます。
アナタも被害者の1人とならないためにも、「おかしいな」と思ったらスルーしないでサイト側やカード会社に相談しましょう。