1巻ではお台場で野見宿禰(のみの すくね)と初対面した刃牙。
一方、ビスケット・オリバは徳川に野見宿禰との試合を持ちかけられ、、、
首捻りと鯖折り
宿禰が地鎮をしたことで、徳川邸の鯉が大きく成長し驚きを隠せない親衛隊隊長 加納秀明。
徳川は宿禰にウェイトリフティング スーパーヘビー級の世界記録263kgのバーベルを用意した。
宿禰はバーベルを小指で引き起こし、片方のプレート(重り)を掴むと「おっしょい」の掛け声とともに263kgのバーベルを弧を描くように1周させる。
これが『首捻り(合掌捻り)』。
その後、空中でピタリとバーベル止め、またゆっくりとバーベルを縦に置いた。
次に240kgの超特大のサンドバックを用意した徳川。
宿禰はサンドバッグに手を回すと、サンドバッグの革を思い切り掴み廻しを作って、自分の方に引き寄せ『鯖折り』で240kgのサンドバッグを爆ぜさせて破壊。
そこへ、廻しを付けたビスケット・オリバが現れた。
野見宿禰VSビスケット・オリバ
向かい合う両者、宿禰はオリバに対し「ヒドク痩せっぽち」と言い放つ。
オリバは宿禰にブチかましを仕掛けるが難なく勢いを殺され、すぐさま廻しを持って吊り上げようとしたが、逆に軽々と抱きかかえられてしまった。
オリバがいくら肉体を鍛え上げて筋量を増やし逆三角形の体型になろうとも、重心が下方に集まる三角形の体型こそ相撲には有利。
しかし、それは相撲での話しであり、フリーファイトを持ちかけるオリバ、宿禰もフリーファイトを承諾する。
まずはオリバが宿禰の顔面に1発パンチをお見舞いするが、爽やかさが消えていない宿禰に殴ったオリバの方が不満そうな顔をする。
腰を落とし立会いの構えをする宿禰と、拳を握り振り上げて金剛力士像と同じポーズで迎撃体制を取るオリバ。
宿禰の立ち会い(開始)と同時に宿禰の額めがけて拳を振り下ろすオリバだが、拳は砕け肋骨を掴み取られてしまった。
通常、皮膚の上から骨を掴むのは本来は無理だが、宿禰の超高圧握力があるからこそ世界一分厚い筋肉に覆われている肋骨を掴むことができた。
冷や汗ビッショリのオリバに対し、決着を提案する宿禰だがオリバはこれを拒否。
バキ道2巻より
最筋量姿勢(モーストマスキュラーポーズ)で筋力を最大にし、喰い込んでいる指を跳ね返そうとする。
最大筋力を出したオリバだったが『バリィッッ』という音とともにオリバの肋骨は根元から折れてしまい、床に頭から叩きつけられて決着がついた。
妙案
元横綱 金竜山は徳川邸を訪れ、相撲協会を退職したことについて話していた。
そこへ部屋に宿禰が入ってくる。
宿禰がいなければ今回の退職劇もなかったと金竜山が話し、宿禰も金竜山のことを「威厳にあふれた横綱」「きれいな相撲」と尊敬しているようだ。
そして、金竜山は宿禰とともに「威厳を取り戻し、真なる國技の発揚」を目論んでいる。
そして、宿禰は夜の繁華街へと出掛け、現役大関の前に立ち自分と一番取るよう挑発するのだった。
まとめ
だいたい、刃牙シリーズで新たな敵が出てきたときに最初に勝負する奴は負けてしまうんですが、、、、
まさかのオリバが瞬殺。
しかも、肋骨を粉砕されまくったの完敗。
次に宿禰が戦う相手は誰なんでしょうか、