せっかく1玉買ったのに食べ切れずに余らせちゃうことが多いキャベツ。食べ切るのに数日かかるのに、ちょっと保存しとくだけでも、しなびれたり・変色してしまって何だか美味しそうじゃない。
冷凍して長期間保存出来れば良いのですが、「野菜は冷凍できない」というのが私の母の教えでして(笑)
けど、最近は「本当に野菜は冷凍できないのか?」と疑問に思ってきました。
そう考えるようになると
‣キャベツを冷凍しても栄養は同じ?
‣変色したりしない?
‣冷凍できたとして、どれくらい保存できるの?
このような疑問が出てきます。
そこでこの記事では、キャベツを冷凍した際の栄養価や変色などの変化について紹介していきます。
キャベツを冷凍保存する方法
そもそも「キャベツは冷凍保存できるかどうか?」って話しですが、キャベツは冷凍保存が可能です。
ただし、冷凍保存してしまうと食感のシャキシャキ感がなくなり、塩もみしたような状態になるので冷凍保存したら生で食べるのはおすすめしません。
個人的には、ビチャビチャ感があって美味しくないです。
冷凍保存したキャベツは、スープ・みそ汁・和え物・コールスロー・焼きそば・お好み焼き・餃子など何かしら料理に使うことをおすすめしています。
栄養はどうなる?
栄養士の川村郁子さん曰く
水溶性ビタミン(ビタミンC)を多く含むキャベツやほうれん草は、冷凍すると栄養価が大きく落ちてしまう
このように話されます。
予想通りと言うか、やっぱり栄養価は下がってしまうようですね。
「水溶性」ということは、栄養は水に溶けているのですが冷凍することで水分が凍り、栄養が抜けていってしまいます。
しかし、川村郁子先生流の栄養の損失度合いを最小限に抑える冷凍方法があるので、ご紹介します。
①冷凍庫の温度設定を1番強くする
②金属製のトレイに乗せて、上からアルミホイルをかける
設定を1番強くして熱伝導の良い金属製のトレイとアルミホイルを使用することで、素早く冷凍することができ、栄養素が壊れるのを最小限に防ぎます
変色について
長期で冷凍保存すれば、細胞が死んでしまったような状態になってしまいます。
これは『冷凍焼け』と言われるもので、キャベツも茶色やピンクに変色します。
できれば、変色したらもったいないですが食べないようにしましょう。
保存できる期間
普通に冷蔵庫で保存する場合は、
丸ごとだと1ヶ月
1/2・1/4にカットしたものは2週間
これが目安です。
中には「丸ごとだと冷凍で1~2ヶ月は大丈夫」とあるサイトもあるのですが、個人的にはいくら冷凍だろうと野菜を2ヶ月間も保存して食べるのに抵抗があります(笑)
冷凍して10日ほど経ったキャベツを食べた時に、「ここまでシャキシャキ感ないんや」と感じたことも理由の1つです。
まとめ
冷凍したキャベツの栄養低下や変色についてでした。
‣冷凍させればキャベツの栄養価は下がる
‣長期で保存すれば変色する
‣冷凍でも保存は2週間~1ヶ月程度まで
キャベツを冷凍する際は、これらのことを頭に置いておきましょう。