アニメ

劇場版ブロリーに登場したコルド・ギネ・バーダックについて

今回ドラゴンボール超の過去編では懐かしい面々も登場しましたね

バーダック(悟空の父)
ギネ(悟空の母]
コルド大王(フリーザの父)

バーダックとコルド大王は原作やアニメにも出てきましたので、知っている人は知っているのですが、若い世代の人達は知らないかもしれません。

この記事では3人に注目して、紹介したいと思います。

 

バーダック

 

悟空とラディッツの実父。名前の由来は「ごぼう」の英語読み。

髪型と顔は悟空そっくりだが、目つきだけでも冷徹と分かる鋭さ。声も野沢雅子さんが演じているからパッと見は本当に悟空そのもの。

 

当初はアニメだけの登場だったが、鳥山明先生が気に入っため、原作のフリーザ編での回想にも逆輸入という形で登場。

 

フリーザがサイヤ人を裏切りることを知ったバーダックは、1人フリーザに戦いを挑む。

しかし、フリーザが放った星ごと破壊するエネルギー球体にエネルギー弾で抵抗するも飲み込まれ惑星ベジータとともに消滅してしまう。

 

もう1つのエンディングとして、惑星ベジータと一緒に命を落とさず、時空の歪みに飲み込まれて過去に飛ばされる『エピソード  オブ  バーダック』というお話もある。

過去の惑星ベジータでフリーザの先祖であるチルドと戦い、自分の弱さに怒り超サイヤ人になるお話し。

チルドを退散させるが、その後は夕日に向かって歩くだけでどうなったかは不明。

 

ギネ

 

悟空とラディッツの実母。名前の由来は「葱(ねぎ)」。

2014年に発売された『銀河パトロールジャコ』のおまけ漫画『DRAGON BALL−(ドラゴンボール マイナス)』で漫画初登場。

ドラゴンボール超  ブロリーでアニメ初登場となる。

 

サイヤ人だが、戦闘力の低いカカロット(悟空)に冷たいバーダックと違い、母親らしい深い愛情がある。

今回の映画では、フリーザが攻めて来る前にバーダックと一緒に脱出ポッドを盗み出し、戦闘力が低いカカロットでも生き延びれるよう1人用ポッドで地球に送り出す。

その際ギネは、涙を浮かべ我が子を心配した。

 

「ギネの声なんか聞いたことあるなぁ」と思ったら、チチの声でした。

チチの標準語って違和感ありますね(笑)

 

コルド大王

 

フリーザとクウラの実父。

初登場はナメック星で悟空に倒されたフリーザが、メカフリーザとなって地球に飛来し登場するシーン。

フリーザ以上に冷酷で狡猾とされているが、アニメではナメック星にまでフリーザを助けに行ったり、「もう死んだのでは?」という部下を睨みつけたりするなど、息子であるフリーザを溺愛するようなシーンもある。

 

地球にやってきたメカフリーザとコルド大王は未来のトランクスと対峙。

メカフリーザはトランクスに剣で真っ二つにされ、細切れにされた後、エネルギー弾で消滅させられる。

これを見たコルド大王は、トランクスが強いのではなく剣が優れているからと勘違いして、何食わぬ顔でトランクスから剣を借り受ける。

あれ!?溺愛してるんじゃないの?

 

手にした剣でトランクスに斬りかかるが、簡単に剣を止められ心臓をエネルギー弾で撃ちぬかれて瞬殺。

この時点では、コルド大王は超サイヤ人になれる悟空とトランクス以外、比較できないほどの強さを持っていた。

 

しかし、あれだけ強いフリーザの父として登場したのに、ポッと出のトランクスにら瞬殺されるという出落ちはネタとして度々使われることになる。

 

『劇場版 ブロリー』 では、惑星ベジータにやってきて、ベジータ王を呼び出しいきなりの引退宣言。コルド軍をフリーザ軍に変えて、サイヤ人の命令権をフリーザに丸投げした。

 

「強さはフリーザ以上か?」と言われると微妙である。

‣大全集によればフリーズより劣る
‣ゲームの公式サイトでは息子達を上回る強さ

このように書かれている。

 

しかし、原作では「私にホコリをつけたのは親以外では君が初めてだよ」というフリーザのセリフもあるので、原作を中心に考えるとフリーザ以下ということはあり得ないように感じます。

見た目はフリーザの第2形態のような見た目ですが、フリーザのように変身できるかは不明。

 

また、フリーザ一族の長でフリーザ軍を率いた事実上の首領なのに、家族と限られた幹部しかコルドのことを知らないという謎設定がある。

ギニュー特戦隊もコルドのことを知らないらしい。

 

コルドはフリーザに情がある描写もあるし、一緒に地球に来るくらいだから仲が良いものかと思ったら『復活の「F」』ではコルドを次の機会に甦らそうとするソルベに対し、「パパは復活させなくてもいいです。あれこれ偉そうですからね」とフリーザには嫌われていた?と思わせる描写がある。

 

まとめ

オッサン世代としては、再びバーダック・ギネ・コルドを拝める日がくるとは感激です。

『劇場版 ブロリー』の序盤では、なかなか登場してくれますよ。

コルド大王以外は(笑)