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OSO18(忍者グマ)は捕まった?出没場所や懸賞金は?

こんにちは、ほしです☆

北海道で「怪物」と呼ばれ、家畜などに甚大な被害を出し続けているヒグマの『OSO18』。

11月26日のNHKスペシャルでは、このOSO18が特集されます。

そこで、OSO18について調べてみました。

OSO18ってこんな熊

名前:OSO18(オソじゅうはち)

生物:ヒグマ

別名:忍者グマ

性別:オス

体重:推定300kg

体長:2.0〜2.1m

前足の幅:18cm

「OSO18」という名前は、2019年に初めて被害が発生した標茶町のオソツベツという地名の「OSO」と前足の幅が「18」cmあることから名付けられました。

北海道東部で放牧していた牛など31頭が殺されて・32頭が負傷・2頭が行方不明、計65頭の被害がOSO18によってもたらされました。

ほし
ほし
たった1頭が4年間で!!

OSO18は捕まった?

OSO18が捕まったって噂もありましたが、それは間違いで2022年11月時点でも捕獲されていません。

捕獲できない大きな理由として、OSO18は極めて高い知能を持っていることとされています。

罠や熱感知のドローンなど捕獲対策は数々されてきましたが、全て回避。

家畜の襲撃は人がいない夜に行われており、実は2019年に写真撮影には成功したものの、捕獲どころか明確な目撃情報すらないのが現状です。

 

ちなみに、通常熊は食べるためだけに獲物を狙うのですが、OSO18は牛を傷つけるだけで放置することもあり何のためなのか解明されていません。

また、コロナ禍やウクライナ侵攻のため狩猟用の銃弾が手に入りにくくなり、値段も倍高くなっていることもOSO18を捕獲できない理由に挙げられています。

OSO18に懸賞金はかかってる?

2022年11月現在ではOSO18に懸賞金はかけられていません。

しかし、標茶町にはOSO18のことが有名になったことで「自分の手で仕留めてやる」と意気込む猟師が全国から押し寄せているこのことです。

しかし、地元の猟友会標茶支部長は「功名心から、土地勘がない人がむやみに山に入るのは危ない」と心配しています。

懸賞金は懸かっていなくても、猟師さんたちのプライドがあるようですが、足並みが揃ってない人間なんてOSO18からしたら脅威でも何でもなく、返り討ちにあってしまうかもしれません。

OSO18の出没場所は?

OSO18の出没場所は最初に被害が出た標茶町と厚岸町に集中しています。

この辺りに潜んでいると考えられていますが、地元の猟友会ですら2022年8月に厚岸町で被害を出した後の足取りは掴めていません。

 

OSO18の潜伏場所は、北海道から派遣された研究機関と地元のベテラン猟師とでは意見が食い違っています。

「道の研究機関から派遣された学者によると、今は標茶と厚岸の境目にある阿歴内という、森が深い地域で息を潜めている可能性が高いと言われています。しかし、私はそうは思いません。

用心深いオソは猟銃や箱罠の脅威を認知しているはずです。この二つから確実に身を隠せる場所が標茶には一ヵ所あります。それが釧路湿原です。国立公園に指定されているので、罠も設置できなければもちろん発砲もできません。人目につかない湿原で休息を取り、来年の放牧が始まる6月以降、また一気に大きな被害をもたらすのではないでしょうか」

引用:ライブドアニュース

研究機関によると標茶町と厚岸町よ間にある深い森だと予想していますが、地元の猟友会は人目につかない釧路湿原と予想しています。

どちらに潜んでいるのか?

それとも、全く違うところにいるのかは誰にも分かっていません。

 

しかし、最も懸念されているのはOSO18が人間の生活圏内に確実に近づいていること。

8月に被害が出た牧場は住宅地からわずか250mしか離れておらず、人里に降りてくるのは時間の問題かもしれません。

OSO18に子供はいる?

ヒグマは5歳前後から繁殖が可能で、OSO18は10歳前後と考えられています。

OSO18が全く繁殖行動をとっていないとは考えにくく、OSO18の子供が何頭も誕生していることはほぼ確実なようです。

もし、OSO18を仕留めることができたとしても、2世の出現が脅威になる可能性も。

 

また、OSO18の子供じゃないにしても、OSO18が牛を襲う姿を見て若い熊が真似し始め、「牛は簡単に捕食できる」と学んだ熊が被害をもたらすかもしれないそうです。

数年間OSO18が人間に捕獲されなかったことによって、さらなる脅威が育っているかもしれませんね。

まとめ

怪物グマOSO18についてでした。

近くに住民の方々にとっては、何かの事故や病気によってOSO18が死んでいる方が安心できるかもしれません。

しかし、生きているとすれば放牧が始まる来年6月に、牛が再び襲われることは明白ですね。