ニャーコを取り戻せば、魔人パワーの胸を揉ませてもらえる約束をしたデンジ。
1人では外出できないパワーは、デンジとともに外出の許可がおり、路面電車に乗り込む2人。
相成れない2人
実はニャーコをさらった悪魔の居場所は分かっている。しかし、ニャーコを盾にされるとパワーは戦うことができず、デンジしか戦えない。
そんな深刻な話しをしていても、デンジはパワーの胸ばかりが気になる。
デンジもポチタを飼っていて「俺のココで生きている」と胸を叩くと、パワーは「死んだのに、心の中にいる(生きている)」と言っているものだと勘違い。
そう言う意味ではなく、ポチタは本当にデンジの心臓となっているのでデンジが言ってることが正しい。
しかし、ポチタが本当に死んだものと思っているパワーは、「人間は愚かじゃな!」と吐き捨てるが、そんな時でもデンジは再びパワーの胸に目線がいってしまう。
そこで感じたのは、パワーとは仲良くなれないという思いだった。
面白い?面白くない?
マキマはお偉方の報告会(?)のようなものに参加していた。
そこで、お偉方は「キミにあげた部隊の犬は育っとるかね?」と聞かれ「期待に応えられそうなのが1匹・面白いのが1匹」と答えるマキマ。
運転手としてアキが同行しており、マキマが「面白い」と言ったことが気に入らない。それどころか「不快なだけ」と嫌悪感が見て取れる。
なぜ、マキマはそこまでデンジに期待しているのか?
全ての悪魔は名前を持って生まれ、その名前が恐れられているものほど悪魔自身の力も増すという。
例えば、コーヒーは恐いイメージがないからコーヒーの悪魔がいても弱い。しかし、車の悪魔なら轢かれて死ぬイメージがあるので強い。
それなら、チェンソーの悪魔になれるデンジは?、マキマはデンジを面白いと考えている理由の1つがこれだろう。
誰もが恐れるチェンソーであれば、恐ろしさということで言えばトップクラスになる。
しかし、毛嫌いしているアキは信念もなくただだらだら生きたいだけで、悪魔と仲良くなれると思っているデンジを嫌ったままのようだ。
騙されたデンジ
デンジはパワーに案内されて、ニャーコと悪魔がいる家に辿り着いた。
見つかってはいけないはずのパワーが何も気にすることなく家に近づき、デンジが注意すると「そんな設定じゃったか?」と漏らすパワー。
デンジは斧をパワーはただ作ったハンマーを同時に振り下ろすが、パワーのハンマーだけデンジの頭にヒットし、デンジはその場に倒れこんでしまう。
パワーはデンジを引きずりながら家へと入り、大型の悪魔であるコウモリにデンジを突き出した。
引用:ジャンプ8号 チェンソーマン 6話より
コウモリは以前、デビルハンターに右腕を切り落とされており、人間の血液で傷を癒そうと動けないデンジを握り潰し出血させて飲んでいく。
しかし、悪魔になってるせいかデンジの血は不味く、不味い血液で腕を復活させたコウモリは怒り、他の人間で口直しをしようと街に繰り出していく。
「お前は悪魔と仲良しにでもなりたいのか?」と言う言葉を思い出すデンジ。そして、自分を信じたデンジを見下ろし、蔑むパワー。
まとめ
アホそうで面白いパワーが、まさかの裏切りってちょっと残念です。ここで裏切ったってことは、公安から処理されちゃうんじゃ?
マキマが言っていた「面白い」のがデンジ、「期待に応えられそう」なのがパワーかと思っていたんですが違うのかな。