零侍(文乃父)が家に帰ると、文乃が家にいた。
お前の覚悟など所詮生半可だったと証明されたな
予想通りだと言わんばかりに、冷たく言い放つ零侍。だが、文乃が相当な覚悟で家に帰ってきたことをまだ知らない。
真夜中のデート
前回、文乃を夜のデートに誘った成幸は自転車で2人乗りして、
シートを広げ、
・アンドロメダ
・ペガサス
・ケフェウス
・カシオペア
・ベルセウス
お祭りの日に文乃に教えてもらってから、星に興味を持った成幸は指をさす。秋の大四辺形について聞くと、身を乗り出し文乃も星を指差しながら楽しそうに話す。
そういう話・・・
親父さんとは?
自分がこんなにも星が好きなことを、
成幸自身、
文乃と零侍の確執については、
でも、誰がなんと言おうと
お前が本当にやりたいこと
俺が全力で応援してるからな
この成幸の言葉に後押しされて、
引用:ジャンプ51号 ぼくたちは勉強ができない 88話より
揺れる父
おの・・・お父さん
わたし やっぱり 天文学を
話しを切るように「認めるつもりはない。戯言ならまたにしろ。」
文乃は成幸の言葉を思い出し食らいつく。
戯言じゃないッ!!
食らいついてくる娘に驚く零侍。
文乃が天文学はもとい、
無機質な光に見えるかもしれない星は、
そんな奇跡を考えるだけで文乃はドキドキが止まらず、
こんなに愛おしいことはないとないと思わない?
そう尋ねる文乃に、亡くなった愛妻である静流の姿を重ねる零侍。
引用:ジャンプ51号 ぼくたちは勉強ができない 88話より
まだ若かりし頃、研究室で数学の研究を行っていた2人。一見、機械的に見える数字の中には奇跡が溢れている
ね?零侍君も
こんなに愛おしいことはないと思わない?
この頃の静流に文乃は瓜二つだった。
母に聞く
文乃の言うことが戯言ではなく、
才に恵まれながら
それが活かされないことは
世界の損失なんだ!!
言ってることがデカイ!!
つまり、文乃が嫌いとかそういう次元ではなく、
静流だって
そう思っているはず!!
零侍はまだ、
紙袋から静流のPCを取り出す文乃。
それじゃあさ・・・・
お母さんに聞いてみようか
平行線を辿る娘と父。
母はどんな答えを出してくれるのでしょうか?
まとめ
少し距離が近づいたように感じる文乃と零侍。ですが、
しかも、
文乃の真意が気になるところですね。