ネタバレ

ぼくたちは勉強ができない最新話【88話】のネタバレと感想!文乃VS父零侍

零侍(文乃父)が家に帰ると、文乃が家にいた。

お前の覚悟など所詮生半可だったと証明されたな

予想通りだと言わんばかりに、冷たく言い放つ零侍。だが、文乃が相当な覚悟で家に帰ってきたことをまだ知らない。

 

真夜中のデート

前回、文乃を夜のデートに誘った成幸は自転車で2人乗りして、雑草生い茂る山道を歩いて行った。着いた先はこの辺で1番星野見える場所。

シートを広げ、水筒に入れた温かいお茶を飲みながらお星を見る2人。

・アンドロメダ
・ペガサス
・ケフェウス
・カシオペア
・ベルセウス

お祭りの日に文乃に教えてもらってから、星に興味を持った成幸は指をさす。秋の大四辺形について聞くと、身を乗り出し文乃も星を指差しながら楽しそうに話す。

 

そういう話・・・
親父さんとは?

 

自分がこんなにも星が好きなことを、零侍に話したことがない文乃。というより、何言っても聞くわけがないと思っている。

成幸自身、星に興味を持ったのは文乃が心から楽しそうに話してくれたからだった。

 

文乃と零侍の確執については、成幸どころか他人には干渉することはできず、文乃が頑張るしかない。

でも、誰がなんと言おうと
お前が本当にやりたいこと
俺が全力で応援してるからな

この成幸の言葉に後押しされて、文乃は零侍と向き合う覚悟を決める。

引用:ジャンプ51号  ぼくたちは勉強ができない  88話より

 

揺れる父

おの・・・お父さん
わたし  やっぱり  天文学を

話しを切るように「認めるつもりはない。戯言ならまたにしろ。」と文乃の前から立ち去ろうとする零侍。

 

文乃は成幸の言葉を思い出し食らいつく。

言じゃないッ!!

食らいついてくる娘に驚く零侍。

 

文乃が天文学はもとい、星を好きになったのは母が元気な頃によく2人で星を見たからだった。

無機質な光に見えるかもしれない星は、もう存在しないかもしれないかつての姿。また、まだ目に見えてないだけで今まさに新しい星が生まれているかもしれない。

 

そんな奇跡を考えるだけで文乃はドキドキが止まらず、その意味に思いをはせるのが好きなのだ。

こんなに愛おしいことはないとないと思わない?

そう尋ねる文乃に、亡くなった愛妻である静流の姿を重ねる零侍。

引用:ジャンプ51号  ぼくたちは勉強ができない  88話より

 

まだ若かりし頃、研究室で数学の研究を行っていた2人。一見、機械的に見える数字の中には奇跡が溢れている

ね?零侍君も
こんなに愛おしいことはないと思わない?

この頃の静流に文乃は瓜二つだった。

 

母に聞く

文乃の言うことが戯言ではなく、真剣だということは零侍にも伝わった。しかし、認めるわけにはいかない零侍。

才に恵まれながら
それが活かされないことは
世界の損失なんだ!!

言ってることがデカイ!!

 

つまり、文乃が嫌いとかそういう次元ではなく、才能のある者がその分野で活かされないことほど虚しいことは他にない。と思ってる零侍。

静流だって
そう思っているはず!!

零侍はまだ、静流を失ったことから立ち直れていないように思えます。

 

紙袋から静流のPCを取り出す文乃。

それじゃあさ・・・・
お母さんに聞いてみようか

平行線を辿る娘と父。

母はどんな答えを出してくれるのでしょうか?

 

まとめ

少し距離が近づいたように感じる文乃と零侍。ですが、完全には分かり合えてないみたいですね。

しかも、静流のPCを開いたということは文乃はパスワードを解いたということなんでしょうか??

文乃の真意が気になるところですね。