ネタバレ

アクタージュ最新話【42話】のネタバレと感想!アキラの後悔

前回まで七生が代役のピンチでしたが、ギリギリで立ち直り一安心!!かと思いきや、今度はアキラが色々と不安になっているようです。

 

アキラの不安

銀河鉄道の夜が進むにつれて、さまざまな劇団員が乗客として出演する。

皆、巌裕次郎に見出された役者たちで、ただでさえ1人1人レベルが高いのに、阿良也と夜凪に引っ張られるように稽古の比じゃないほど、皆の演技に真に迫る何かを感じる。

そんなレベルが高いところで、自分が通用するか不安アキラ。

 

私達の何倍も現場慣れしてんでしょアンタ
大丈夫だよ

七生に励まされても、他の役者に比べて巌との繋がりがないことが心に引っかかる。

 

アキラの過去

アキラは幼い頃、母親(アカリ)に撮影現場に連れて行ってもらっていた。母親はアキラに芸能プロダクションの社長の跡継ぎになって欲しかったが、アキラが憧れたのは役者だった。

「役者は幸せになれない。」という母親の言葉が腑に落ちないアキラ。そんなことを尻目に、アキラはCMやバラエティ番組に幼い頃からから出まくっていた。

自分の才能と努力のおかげと思いながら。

引用:ジャンプ51号  アクタージュ  42話より

 

しかし、週刊誌やネットはアキラを叩きまくった。自分のの活躍は全て母親の力だと気付く幼いアキラ。

ベテラン女優でもきついバッシングを、10歳のアキラは受け止めなければならず、3日間部屋にこもって出てこないアキラ。しかも、ネットや週刊誌を見るように指示したのは母親だった。

挫折は早ければ早い方がいい
今ならまだ子供時代の可愛らしい思い出で済む

 

今回のような贔屓や批判なら逃れなれない星の下に生まれたアキラを気遣う母親心かもしれない。役者に向いていないアキラを、できるだけ早く諦めさせる優しさかもと思ったり。

 

しかし、アキラは凹んで部屋にこもっていたわけではなく、世界の演技指南書を読み漁っていた。

僕に足りなかったのは努力だ
本物の役者になる!

 

決意を口にしたのも覚悟があってのことではない。逃げ出してしまいたくなる自分を無理矢理繫ぎ止めるためだった。

 

アキラの不幸

アキラは自分の不幸をいくつか挙げています。

黄色い声援に包まれている景色が虚しく感じてしまうこと

夜凪に手が届かないと気付いていること

例えそうだとしても、子供の頃から毎日芝居のことだけを考えて生きてきたのに、今更諦めるなんてできない。

 

でも、アキラの本当の不幸は

・才能の無さを自覚していること
・実力以上の評価を受けていること
・昔の母親に憧れたこと
・伝説級の女優の子供として生まれたこと
・母親の願う道に進まなかったこと

 

これらではなく、阿良也と夜凪の演技を目の当たりにして
今ここにいる自分を後悔していないことだ

引用:ジャンプ51号  アクタージュ  42話より

 

今から舞台に出る俳優の表情じゃないですね。死んだ魚の目をしています。

 

まとめ

持つ者と持たざる者の壁を感じちゃってるアキラ君ですね。不幸不幸ばかり言ってた、本当に不幸なりそうですがwww

持っていようと持っていなかろうと、アキラは次回、舞台へ立ちます。今まで作り上げてきた舞台の雰囲気とか乱してしまったりして、、、、、