ネタバレ

化物語【漫画】最新刊4巻のネタバレと感想!5巻の発売日も

いつまでも家に帰れなかった八九寺真宵(はちくじまよい)を助け、母親に会わせることができた。

そして、戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはら)は阿良々木暦(あららぎこよみ)に告白して付き合うことに。

 

新たな怪異

真宵の件から2週間後、、、、

暦は卒業のかかった実力テストの勉強会を、戦場ヶ原の家でやる約束をしたため家路を急いでいるところに、電柱から真宵が待ち伏せしたように出てきた。

成仏したと思った彼女は、晴れて地縛霊から浮遊霊へ昇格を果たし町内をウロつくことができるようになったので、暦に見かけたら声をかけて欲しいと笑顔で言った。

 

暦が自転車で走っていると突如怪異が襲ってきて、左拳1発で自転車を粉砕した。

場数を踏んできたつもりだったが、新たな怪異に背中を向ける勇気は暦にはなく、何とかパンチの直撃を避けるのが精一杯で、左パンチ3発カスッただけで地べたに這いつくばって血だらけとなってしまった。

化物語4巻より

 

『怪異は理に合する』

怪異が暦を襲うのは必ずその理屈に合った理由があるはず。

暦は今日の出来事や誰と合ったかを思い出していると、1人心当たりのある女子生徒を思い出した。

神原駿河(かんばる するが)という女子生徒のことを。

 

神原駿河

暦は数日前から神原にストーキングをされていた。

神原は学園一の有名人でバスケ部のスター、暦たちの1つ下の学年の女の子である。

 

暦や戦場ヶ原が通う直江津高校は進学校でスポーツは決して強くはないのだが、神原はこの弱小バスケ部をたった1人で全国区の強豪へのし上がらせた張本人。

しかし、決して高飛車にならず明朗闊達なキャラクターで誰からも好かれる生徒だ。

神原の一挙手一投足全てが注目され、噂となる超有名人。

 

暦とは縁遠い、全く違う世界の人間だが、神原の方から暦に突然話しかけてきて、それ以来まるで旧知の仲のように接している。

化物語4巻より

 

ある日、神原は左腕を自主練中に捻挫してしまい、部活を休んで暦をストーキンして声をかけてきた。

暦が戦場ヶ原と勉強会をすることを知ると、包帯でグルグル巻きの神原の左腕がミシリッと怪しい音を立てた。

 

テストに向けてどうしたら良いか分からない暦は、羽川翼(はねかわ つばさ)に図書館で何の本を借りれば良いかリストを作ってもらい、その日の夜は戦場ヶ原の家で勉強をした。

 

2人きりの勉強会

戦場ヶ原の家は父子家庭で、父親は仕事でいつも帰りが遅い。

戦場ヶ原の家で2人っきり。

それなのに、暦はこんなチャンスになぜ自分は勉強をしているか悩んでいると、デートもしたことがないことに気付いてしまった。

 

戦場ヶ原は勉強という言葉が含まれるイベントで苦労したことがなく、暦が何に悩んで行き詰まっているのかさっぱり解らなかった。

実力テストで暦に合格点を取らせることができれば、戦場ヶ原自身も一歩先に進めるような予感はしていた。

 

戦場ヶ原の家に来たのは2度目。

1度目は戦場ヶ原の裸を見てしまい、思い出すなという方が無理な暦は隙がないか伺うが隙なんて微塵もない。

 

進路について問われる暦だが、あまり深く考えたことのない様子。

戦場ヶ原は暦と同じ進路に進みたいと思っており、高校を卒業したら同棲する提案を受け、暦の心臓は今みでにない衝撃を受け喜んでいた。

 

そして、不意に「神原」の名前を出した暦に対し、シャーペンを突き付けられ怒っているのが一目で分かる。

中学の頃、陸上部のエース戦場ヶ原とバスケ部のエース神原はヴァルハラコンビとして有名で、神原は本当に戦場ヶ原を慕っていた。

 

神原は暦が気付く1年前に戦場ヶ原の体の秘密に気が付き、助けようとしていたが暦の時と同じような対処法で拒絶され離れていってしまった。

暦は拒絶されても戦場ヶ原のところに戻ってきて、蟹の怪異から体重を取り戻した。

つまり、神原にできなかったことを暦はやってのけた。

 

戦いの終結

そして、怪異と暦の先頭に話が戻る。

目では追えないスピードは相変わらずだが、攻撃パターンは飛び込んでの左手1本のストレートとフックのみ。

また、正体を隠すためのゴムの長靴を履いているせいで拳を打ち込む時の足音でタイミングがバレバレなので、音のタイミングでテキトーに体を動かせば当たることはない。

 

暦は戦いの最中、神原の名前を口にすると怪異の動きが止まる。

神原と戦う理由もないが、逃げる理由はもっとない。

暦も怪異に反撃を開始して拳を当て、置いてあったビールカゴを投げつけて、蹴りを喰らわせる。

流れるような一連の動きは、地面にビール瓶の破片を撒き散らさせ、壁に飛ばさせて追い込むこと。

空中であれば突進力は意味をなさない。

 

しかし、怪異は地面を剥がしてその無数の破片を暦にぶつけようとした。

意外な行動であったが、暦は避けようと思えば攻撃を避けれたが、後ろから聞き覚えのある足跡がしたので決して避けず、自分が盾になることでその人物を守りきった。

 

怪異が逃げると後ろを歩いていた人物は倒れた暦を覗き込んだ。

その人物は戦場ヶ原。

化物語4巻より

 

第2回目勉強会に、連絡1つ寄越さず遅刻した暦を探しているようだった。

暦に立ち上がれくらいのけがを合わせた人物を見つけ出そうとする戦場ヶ原に、暦は自分1人転んだだけだと嘘をついた。

次の日、暦は神原の家へと向かったのであった。

 

まとめ

戦場ヶ原の中学生の後輩(?)親友(?)である神原駿河のお話でしたが、果たして本当に神原が怪異の正体なのでしょうか?

十中八九そうなんでしょうが、こういうのって大どんでん返しがあったりするものじゃないですか(笑)

 

そして、化物語5巻は2019年4月17日(水)発売予定です。