9巻では血の謝肉祭(ブラッド・カーニバル)が開催し、尊鷹や龍星・ガルシア28号も参戦。巨大迷路内で出会えば戦い、勝利すれば1人につき100万円の賞金が。
迷路の壁を操作し尊鷹とガルシアを戦わせる。
初めは有利に戦いを進めていた尊鷹だったが、次第に動きを読まれて9巻の最後にはガルシアのローキック1発で骨の折れる描写で終了!!
〜もくじ〜
尊鷹 VS ガルシア28号
いやいやいやいや
そこは宮沢家最強の長男 尊鷹さん。
若造のローキック1発で骨など折れるもんか(笑)
いゃ、左足折れとるがな!!
ただ折れただけではなく開放(骨が皮膚を突き破る)骨折
ちょっと冷や汗をかくキー坊は試合を止めようとするが、クイント博士が「それはないだろう。血の謝肉祭はケンカ以上殺し合い未満。相手が戦意喪失するまで続行される」とキー坊を制止。
ガルシアは立ち上がった尊鷹にもう1発同じ場所にローキックをかまして、転倒したところで踏みつけ、皮1枚でつながった足にとどめの蹴り上げ!
左足切断!!!!
鳳腿(ファルコンフット)が~~~~!!
アメリカのマッドサイエンティストであるクイント博士の狙いは人間兵器としてガルシアを国に認めさせること。尊鷹を殺すことでその価値をプレゼンしようとしたのである。
とどめを刺しに来るガルシアに、尊鷹はカウンターで「灘神影流 仰臥・塊蒐拳」を胸に打ち込む。塊蒐拳と別名「鬼の5年殺し」。
気の流れを滞らせゆっくりと時間をかけて患部を蝕んでいき、内臓を機能不全にして5年かけて絶命させる技。
それでもガルシアには1度膝をつくがすぐに立ち上がり、尊鷹が顔面に蹴りをお見舞いするも効いてないご様子。
逆に、被弾すれば肉や骨をグチャグチャに粉砕すると言われる右ストレートを、これ以上ないというスピードとタイミングで顔面に打ち込まれてしまう。
龍星 VS ジェイ・G・ワシントン
龍星も前巻から引き続き「撲殺魔 ジェイ・G・ワシントン」と対決中。
不意打ちで左のテンプルにパンチを食らって目が見えない龍星は、顔面をボコボコに殴られまくるが、尊鷹との修業を思い出し左のワンパンチであっけなく勝利。
あまり見えない目で迷路を漂い、尊鷹が倒れる場所に到着。
この時点でベスト8が出そろい血の謝肉祭の予選終了。
血の謝肉祭ベスト8
血の謝肉祭のベスト8に残ったのは
ハロルド関
暴走ゴリラ 元プロレスラー
素行不良によりプロを廃業。噂では先輩レスラーをケガに追い込むほどのケガを負わせた
アロー・ノザワ
編全自在のクソ野郎
超変則攻撃を得意とし現役地下格闘王者でもある
瀬戸内若沖
煩悩原理主義の豚坊主
僧侶にして現役格闘家
ケンカ・酒・女・ギャンブルをこよなく愛し、僧侶としての修業を一切嫌う生臭坊主
孫健一
中国拳法と日本古武術を融合させた超実践的武術「極拳道」をつくる
バッキー・亮
狂暴すぎるピラニア
強力な打撃と極めの強い関節技で、かつては総合国内メジャー団体のミドル級王者にまでのぼりつめたがバイク事故により引退を余儀なくされ、その後は行方不明となっていた
ガルシア28号
龍星
キー坊
ガルシア・龍星・キー坊以外はココで初登場。しかも、この小者感たるや(笑)
ただ、このような無名のキャラクターがキー坊や龍星の仲間になって、重要人物になることはタフの世界ではよくあること!!
もしかしたら、この中に龍星と無二の親友になる男がいるかも!?
船上バトルロイヤル開始
龍星たちが戦っていた巨大迷路は、巨大タンカーの中だった。8人で戦うのは巨大タンカーのデッキ!!
このデッキから相手を落とせば勝利!
最後の1人としてデッキに残れたら優勝!!
まずは瀬戸内とバッキーの対決。
学生横綱だった瀬戸内は突っ張りで船からバッキーを押し出そうとするが、バッキーは刃物付きの義手で瀬戸内の腹を刺傷。傷口から腸が出てきたことにビビった瀬戸内は自ら船を飛び降りてリタイア。
バッキーはそのままキー坊と対決。
凄まじい超高速打撃の攻防となり、刃物だけではなくロケットパンチのように飛び出すバッキーの義手を見て「並の人間なら有効かもしれん」と余裕発言。
飛び出す拳にカウンターを合わせて義手を破壊!!
バッキーを船から殴り落とすが、バッキーはナイフを船の壁に刺して海に落ちるのを回避。後で、どのように復活して来るか楽しみです(笑)
キー坊は中国から送り込まれた刺客、ハロルド関とアローノザワとの2対1のハンディキャップマッチに突入!!
2人は中国式・人体改造術によって関節の痛みを伴うことなく自在に外せたり、神経伝達速度(反射神経)を驚異的に向上させていた。
ハロルド関はそのまま投げ技に肘を合わせて呆気なく撃沈。
おそらく、神経伝達を驚異的に向上させたアローノザワも呆気なく撃沈するのかな(笑)
ちなみに、この2人を送り込んできたのは科学技術部幹部の呉(ご)。以前、キー坊に倒されたマーの友人。
このマーはキー坊が一方的に襲ってきたとされていたが、異常性愛者として幼い子を襲いまくっていたのをキー坊に見つかりボコボコにされていた。
それに腹を立てた呉がキー坊を潰そうとしているのである。
いゃ、それ自業自得やろ!!!
タフ龍を継ぐ男10巻 感想
尊鷹の左足が切断されたことが衝撃過ぎて、他のことが頭に入ってこなかった!!鳳腿(ファルコンフット)は片足とはいえ失ったので、もう戦えないのかな・・・・
キー坊も船上バトルロイヤルに参加して「ガルシアに勝てる確率は1%もない」とクイント博士にも言われているし、どうなることやら。
「実はキー坊は良い奴」みたいな流れになってきたから、こういう時って良い奴って分かった時に負けちゃうのがマンガなんだよね・・・・・・
11巻の発売日
タフ龍を継ぐ男の11巻は2018年12月19日の発売予定です。
ガルシアとの対決は?
キー坊の目的は?
龍星、確実に2人より弱いけど大丈夫??
気になるなぁ・・・・・・