ネタバレ

双星の陰陽師の最新刊18巻のネタバレと感想!19巻の発売日も

全ての陰陽師を統べる陰陽頭の土御門有馬が、無悪(さかなし)に体を真っ二つにされてしまい、結果が消滅して禍野から大量のケガレが土御門島に進行してきた。

 

有馬VS無悪

土御門島に進行してきたケガレは全て真蛇クラス(超強い)の呪力を持つものばかりで、今まさに禍野に入ろうとした陰陽師が集まる星天の登り台を倒壊させ、呪力が集中する街へと侵攻を始める。

 

その数、400体!!

半日あれば、土御門島が地上から姿を消すほどの力を持っていた。

 

水度坂勘九郎(みとさかかんくろう)・雲林院憲剛(うじいけんごう)・勝神コーデリア(かすかみ)ら十二天将はケガレの迎撃を始めるが、十二天将でも400体の真蛇クラスのケガレには部が悪く、全員死を覚悟した。

 

一方、ろくろは無悪と対峙しようとするが、千切れた体と意識を呪力で無理矢理繋ぎ止め、ろくろや息子の有主(ありもり)を守るため自ら最悪の禁忌に手を出し『ケガレ堕ち』となった。

双星の陰陽師18巻より

 

無悪はケガレでありながら陰と陽の力を併せ持つ『陰陽消滅(アンチェイン)』と呼ぶ力を持っているため、人間である以上は勝ち目がない。

最初は互角以上に無悪と渡り合ってるように見えたが、とうとう胸を貫かれて形勢は悪くなってしまう。

 

しかし、有馬は最後の力を振り絞り、無悪もろとも術を発動させ大爆発を起こし道連れにする。

と、同時に土御門島と禍野を繋いでいた門(ゲート)が消失し、ケガレのこれ以上の侵攻を食い止めることができた。

 

有馬と有主のお別れ

有馬を探すろくろと有主。

すでに体の半分以上は砂のようにボロボロになって消滅しかかっていた有馬。

今まで有主に強くあたってきたのは、戦いの世界に身を置いて欲しくなかったため、ずっと遠ざけるような真似ばかりしてきた。

これは、死んだ有馬の妻の願いであり・約束であったため、自分がどうなろうと誰に恨まれても有主に避けられようと叶えようとしていた。

 

そして、ろくろが初めて島に来て右腕にかけた封印を解放。

「ケガレの力を発動できないように」とのことだったが、実は普段から放つ呪力を少しずつ吸収して蓄えておくためのものだった。

 

陰陽師とケガレの戦いは台本のように、双星が出会い・成長と覚醒を繰り返し・双星の女性が力を失い・ケガレが侵攻して土御門島は壊滅的な打撃を受け・その都度再出発する歴史を繰り返していた。

そして、イレギュラー中のイレギュラーとして、悠斗(ゆうと)の存在があった。

 

歴史を繰り返さないため、有馬はろくろの右腕の封印を解放し、悠斗を倒すことを再び誓うろくろ。

有馬は有主に大好きだということを伝えると、今度は体の全てが消滅してしまった。

 

ろくろVS悠斗

土御門島の汚れの侵攻が止まったとしても、まだまだケガレは多く苦戦を強いられる水度坂勘九郎・雲林院憲剛・勝神コーデリアの3人。

体力も呪力も尽きた頃、最強 鸕宮天馬(うのみやてんま)最凶 たたらが現れたと同時に、無悪の門の出現に乗じて7位の婆娑羅 臥蛇(がじゃ)8位の婆娑羅 四皇子(しおじ)が出現。

 

天馬は2人の婆娑羅をたたらに任せ、禍野に入っていく。

たたらが戦闘を始めると同時に、陰陽師たちは逃げるように距離を取る。

 

たたらの能力は毒ガス!!

敵・味方を巻き添えにする最低最悪の能力だった。

双星の陰陽師18巻より

 

悠斗がいる場所に天馬が辿り着くと、すぐさま戦闘を開始するが、お互いに手の内は見せてもないところでろくろが到着。

こちらも、いきなり2人で殴り合いを始め準備運動(ウォームアップ)が終わると、天馬とろくろは悠斗をどっちが早く倒すか勝負を始める。

 

まとめ

前巻で有馬がやられた時は術でまやかしを見せたと思ったら、マジもんで真っ二つだったんですね。

しかも、死んでしまったし・・・・・

 

実は天馬が悠斗のところに現れた時に「本当に強かった試し一度もないんだから」と悠斗に言われていました。

これは、明らかになにかの伏線の香りがします(笑)

そして、この巻でも紅緒は出て来ず!!!!

 

双星の陰陽師19巻は2019年7月4日(木)発売予定です。