朝霞の違法結界で運動会をすることになったゆらぎ荘のメンバーたち。
第1種目の綱引きの前に、違法結界の中の衣服やありとあらゆるモノにコガラシの精神が宿っていることが発覚。
作戦会議
コガラシの精神が自分たちが着ている体操服や下着まで宿っていることに気付き、朝霞は雪崩以外の男に身体を触れられていることに肩を落とす。
しかし、千紗希は以前コガラシが下着になっていることに気付かずに履いてしまったが、千紗希に恥ずかしい思いをさせまいと心を無にしてくれたことを暴露。
その要領でみんなの体操服に宿っていたコガラシの精神は無の境地となり、かるらや狭霧はコガラシを褒め称え、そのノリについていけない朝霞。
幽奈の力をもってしても、違法結界のルールにより衣服に宿ったコガラシの精神をどうすることもできない。
仕方なく、綱引きを再開することとなり、紅組は先刻立てた作戦の実行に移す。
呑子は競技前に百升近い酒を飲んでおり、力比べでは紅組に勝機はない。
綱引きのルールとして
- 棚の中心にあるテープを白線まで引っ張ったチームの勝利
- 足の裏以外を地面の接地は反則
- 座り込む・寝転んだら反則
- 反則には警告が出され、3回目で失格
- 棚から両手を離したら即失格
- 失格したものは競技には参加できない、又 応援団と違って術などによるサポートも禁止
このようなルールが設けられてはいるが、他は何してもOK。
幽奈は呑子を、かるらはマトラを転送術で飛ばして失格にさせようという作戦。
「試合直前に転送させてしまう」という案も出たが、朧の神速で即復帰させられるため、試合開始直後に転送するしかない。
しかし、試合開始直後に朧より速く反応するのは不可能であるが、かるらは対朧対策を自分の頭の中に描いていた。
他のメンバーに作戦を伝えるとマトラの他心通で作戦がバレてしまうが、かるらがマトラに向かって他心通をかけっぱなしにしておけば互いの心の声がハウリングして聴き取れない。
綱引き開始
競技開始前に、マトラの他心通で自分と呑子を転送することがバレるが、かるらが何を狙っているかまでは読めない。
かるらは霊子通信で仲居さんに『運勢操作・惹禍(じゃっか)』を朧にかけるように指示。
開始直後に朧が『神速』で紅組の邪魔をしようとするが、運勢操作の影響で転倒してしまう。
そのスキをついて、幽奈とかるらはマトラと呑子を転送しようとするが、寸前のところで呑子に綱を思い切り引かれてしまい、マトラの(転倒したことで)転送に失敗。
そして、体勢を崩した幽奈とかるらは立ち上がった朧の神速によって、どこかに連れ去られてしまう。
紅組
幽奈・かるら
朧が連れ去ったことで両手を離して失格。
白組
朧
神速を使ったことで両手を離して失格呑子
転送されたことで両手を離して失格
奇しくも2対2の対決となってしまった綱引き対決だが、こゆずはマトラと雲雀の体操服を自らの術で変化させており、引っ張ることで邪魔をして紅組有利に。
白組の応援団のミリアも同じ術が使えるので、狭霧と朝霞の体操服を変化させて同じように体操服を引っ張って邪魔をすると、今度は白組が有利に。
仕返しにこゆずは紅組の応援団であるミリアと紫音に変化の術をかけ、応援団用の長ランが少し短くなり、下着を消してしまう(夜々は寝ているので不明)。
そして、仕返しの仕返しにミリアが宮崎と仲居さん・こゆずに同じ術をかけて、チアリーディングの衣装を超短くして下着を消してしまう。
第一競技から地獄絵図と化した秋の運動会で、朝霞は「果たして自分が望んでいた勝負なのか?」と自問自答し始める。
まとめ
面白くないということは全然ないのですが、この漫画にしては珍しく展開が遅いように感じました。
2話分にしても、まだ綱引きの勝負さえつかないとは。
これからの展開が見ものですね。