東京上空に突如として現れた謎の飛行物体は、下へ長く蔓のようなものが伸び、乾燥した植物のように見える
そして、都内各地の猫が空を見上げて興奮し、夜々も変になってミリアに襲いかかっていた。
大木天蓼マダラ
謎の飛行物体の正体は巨大なマタタビだった。
なんとかゆらぎ荘に避難すると、三毛の猫神サブロウが訪ねてきた。
巨大なマタタビの名は『大木天蓼(だいもくてんりょう)マダラ』
「大きなマタタビに齧り付きたい」そんな欲望に取り憑かれた猫神博士が生み出した怪物だった。
しかし、本来マタタビは猫にとって最高の嗜好品で中毒性はないはずだが、大量に摂取することで中枢神経が異常を起こしてしまう。
ただ、マタタビが宙に浮いて誰も困らないと思っていたが、このままでは都内全域の猫が呼吸困難になるという事態に。
どうにかしようにも、とりあえずデカ過ぎて手の打ちようがない。
しかし、サブロウによれば猫の楽園と呼ばれる島に眠る伝説の巨神獣『ニャンガ』なら太刀打ちできるという。
ニャンガを呼び起こすには、ニャンガの末裔と巫女のみとされ
- ニャンガの末裔→シラタマ
- 巫女→夜々
という事実に驚くゆらぎ荘メンバーだった。
ニャンガ復活
ニャンガを復活させる踊りに幽奈と呑子も参加して霊力の補助を行うと、ニャンガがシラタマに憑依して巨神獣となる。
ニャンガもマタタビに酔って興奮が、その勢いでマダラに襲い掛かる手はずだたった。
しかし、マダラは猫神博士の忍び足で姿を消すと、ニャンガは興奮のあまり暴れ出して東京壊滅の危機に陥ってしまう。
夜はニャンガを説得して正気を戻すと同時に、幽奈がマダラの忍び足の解析を完了して強制解除。
姿を現したマダラはニャンガがの1撃で、遥か彼方まで飛ばされてしまった。
その後、猫神博士は捕らえられ、ニャンガもふたたび長い眠りにつくことになる。
まとめ
今回は夜々が主人公で、ストーリー的にも面白くなりそうでしたが意外と1話で完結してしまいましたね。
数話あっても良さげな内容でしたが、残念です。
しかし、まさかここに来ての夜が巫女・シラタマが巨神獣の末裔という新しい設定をブチ込んで来るとは思ってもいませんでした(笑)