地下闘技場で古代相撲に乗っ取ったルール無用で立ち会う野見宿禰と刃牙。
刃牙の強烈な蹴りを喰らい、実力を認めた上で立ち合いの仕切り直しを申し出る。
仕切り直し
仕切り直しを申し出した宿禰に対し、再び胸を貸すという刃牙。
しかし、宿禰は自分のぶつかりを軽くて小さい刃牙は受けないことを予感し、蹴られる前提で組みつき壁際まで押し込んだ。
予想通り顔面に蹴りを入れられながら、何とか組み付けた宿禰だったが蹴られる前提で臨んでも刃牙の蹴りは強烈で景色は歪み・脚も痙攣していた。
そこで刃牙からの「キリ上げようか?」という力士を哀れむ言葉に憤怒した宿禰は刃牙を地面に投げつけた。
ハズだったが、刃牙は宿禰に投げられる際に自ら加速して投げに協力する形で普通に地面に降り立った。
思い切りぶつかりたいのに、身体も精神もあまりにも小さいと言い放つ宿禰に、刃牙は反論。
その反論に対して、本当の意味で胸を貸してほしいと頼む宿禰。
恐竜拳
「胸を貸す」
つまり、宿禰のぶつかりを真正面から受けることを要求された刃牙は、トリケラトプス拳を発動。
宿禰の目にはハッキリと全長約10m・体重10tのトリケラトプスが見えた。
その姿を闘技場の観客席から見る
- 渋川剛気
- 花山薫
- 愚地独歩
- 愚地克巳
の姿があった。
渋川は「デカイ・強い・練り上がっている(尋常ではない)」ことから宿禰ことを良い力士だと褒め称える。
また、花山も「身体も気も太い」ことで宿禰の実力を見抜いた。
宿禰と刃牙のトリケラトプス拳のぶつかり。
トリケラトプスの角に見立てた腕を掴んだ宿禰だったが、刃牙はブリッジする形で200kgの宿禰を投げ飛ばす。
しかし、宿禰は空中で態勢を立て直し、何のダメージを負うことなく着地した。
「力人」として宿禰の実力を十分に認識した徳川は上にいた4人を闘技場に呼ぶ。
見ただけで宿禰は4人が力士だということに目を輝かせた。
格闘(たたか)ってみんか
独歩は食事中に
花山は酒を飲みながら
渋川は道場で
克己は烈と2人掛かりを申し出され
それぞれ徳川が1人1人をスカウトし、刃牙を含めた5人を「名力士」と紹介。
闘技場に金竜山が登場し、地下闘技場で古代相撲ルール(ルール無し)で大相撲に喧嘩を打ってきたこと。
大相撲側は力士以外は素人と考えるほど意識と気位は高く、幕内力士の誰が出ようと敗けるはずがないと本気で考えていることを告げる。
反論どころか、力士が「肉体の天才」と認める渋川に対し、初な好奇心を抑えきれずに渋川の襟(首の後ろ)を掴んでしまう宿禰。
合気をかけられ、200kgの巨体が宙を舞い、相撲とは真逆の技術に感動する宿禰。
大相撲選抜
克巳と独歩は渋川にクローン施設に連れて行かれ、保存してある烈の右腕を目の当たりにする。
烈が死んだ際に、右腕を失った克巳に移植(サポート)するために渋川が遺していたもので、これこそが真の供養と考えていた。
もし、克巳が拒否すれば明日にでも灰にすると言われた克巳は「わかりました」と返答する。
大相撲は地下戦士たちと対戦する力士の選抜に手間取りながらも、選出を終えたところだった。
幕内力士ほぼ全員が出場を希望したため、むしろ本気を出していいのか念を押されるほどの張り切りようだった。
大相撲で選出された力士は
- 横綱「零鵬」
- 小結「炎」
- 関脇「獅子丸」
- 前頭筆頭「鯱鉾」
- 大関「巨鯨」
- 関脇「猛剣」
このラインナップを聞いて心底喜ぶ金竜山。
そして、選出された6人の力士は徳川に案内されて地下闘技場に足を踏み入れた。
そこに、徳川が力士と戦わせようと総合格闘技 国内無敗の岩浪混沌(カオス)を呼んでいた。
横綱零鵬が名乗りを挙げ、岩浪VS零鵬が急遽執り行われる展開に。
横綱と闘えると喜ぶ岩浪が、まずはバックハンドを零鵬の顔面に喰らわせる。
まとめ
宮本武蔵のように刃牙がヤラれたり劣勢になるかと思いきや、すでに宿禰を圧倒しているように思えますね。
大相撲と敵対しているので、力士選出の中に宿禰が入らないのは当然ですが、いつ闘るんやろ?
まぁ、岩浪は明らかな噛ませ犬であることは間違いないでしょう!!