ネタバレ

弱虫ペダルスペアバイク5巻のネタバレと感想!6巻の発売日も

弱虫ペダル スペアバイク5巻は、前回から引き続き待宮栄吉エピローグと巻島が新たなフレームTIMEに出会うお話し。

 

待宮栄吉と佳奈

神奈川インターハイが終わり、富士山ゴールで井尾谷と話している待宮の姿を一目確認した元彼女の佳奈は、声をかかることなく去ろうとする。

その際、会場を片付ける係員とぶつかって「わぁ」と声を上げると、かすかに待宮の耳に届いた。

こんな遠くまで、別れた佳奈が来てるはずがないと半信半疑で会場を探すと、下山するバスに乗る直前の佳奈と遭遇する。

 

ここまでどれだけ遠かったか、笑顔で話す佳奈だったが待宮と別れたことを思い出しバスへと歩いて行ってしまう。

そこで付き合ってた時の約束「部活に入ってインターハイに出る」という佳奈の小さな望みを叶えた待宮。

そして、そのゴールを自分の目で見て待宮が約束を守ってくれると信じていた佳奈。

弱虫ペダル  スペアバイク  5巻

 

そんな2人を見て嬉しそうな井尾谷だが、インターハイが終わって学校でも佳奈のことで上の空の待宮を見てある作戦を思いついた。

 

ある昼下がり、井尾谷の友達の志木は待宮に井尾谷を止めて欲しいと泣きついてきた。

自転車部に入る直前、2人が手を出さないと知った番場という男にタコ殴りにされた際、「部活が終わったら立てなくなるまで殴りに行く」というお礼参りを実行に移すと。

井尾谷は就職が決まっていたが、暴力事件を起こしてしまえば全てがパァになってしまう。

 

井尾谷を止めるため、番場を呼び出したという駅前の喫茶店に駆けつけると、そこには井尾谷に呼び出された佳奈がいた。

佳奈の姿を見て、井尾谷が志木を使って自分をペテンにかけたとすぐに理解した待宮。

 

そんな2人を外から見ていた井尾谷は、満足そうに喫茶店を後にした。

 

そして、待宮は就職ではなくさんざん断っても佳奈がすすめてくる大学受験にチャレンジしてみることになる。

佳奈は進学校、待宮は落ちこぼれが行く呉南工業。

 

待宮は天地がひっくり返っても無理と思いつつ、佳奈と勉強に励む。

「自転車はやらずにゆっくりする」という待宮だったが、2人が行こうとする洋南大学には金城と荒北がいることをまだ知らない。

 

巻島とTIMEのフレーム

峰ヶ山のヒルクライムレースを独特の変則ダンシングで優勝し、総北からも他校からも一目置かれるようになった巻島。

さわに登りに磨きをかけようと練習に励むが、不気味な音とともにクランクの部分が壊れてしまう。

 

昔から大事に乗っている白いフレームに青いロゴのGIOS

部活での練習でも変則ダンシングをした瞬間、ピキッと音がして普通のダンシング戻したため上級生に負けてしまう。

巻島は今の自転車に乗り続けるためにダンシングを封印し、いたわりながら乗る決意をする。

 

埼玉でのヒルクライムレース。

自転車の雑誌の記者たちも巻島に注目していたが、寒咲だけは練習でも良いタイムが出ていない巻島を心配していた。

 

レース中、とっさに変則ダンシングをやるとまたもや嫌な音が、もう1回変則ダンシングをしてしまうと確実にフレームが逝くことが分かってしまう。

色んな自転車屋で修理を頼んでも、「無理」という返答しか返って来なかった。

 

結局レースは86位という成績、自由だと思ってた自転車で自由になれなかったイラつきから、心配して声をかけてくれた金城に怒鳴ってしまい、帰り道は自己嫌悪でぐちゃぐちゃになっていた。

そんな時、たまたま見つけた自転車屋で白の車体に赤の差し色が入ったTIMEのフレームを見つけて見とれていた。

弱虫ペダル  スペアバイク  5巻

 

TIMEのフレームを見つけてから、毎日毎日家までの道を遠回りしてフレームを見に行く巻島。

どうしてもフレームを近くで見たくて、触れたくて店に入ると主将の寒咲がエプロン姿で出てきた。

自分が見つけた自転車屋が、寒咲の店とは知らずバツの悪い巻島。

 

しかし、寒咲は巻島がTIMEのフレームを見に来たことを知っており、「おそろしく登ること」「父親に交渉して安くすること」を話していると、巻島は自分の自転車で帰ろうとする。

 

しかし、巻島の自転車がおかしいことに気付いた寒咲は、店の中で自転車を分解して、最近の不調ぷりの原因を知ることになる。

修理を頼む巻島だっが、寒咲はすでにGIOSには乗れないし、乗り続けると聞かない巻島が不満そうにしていることを告げた。

 

そして、(GIOSの)フレームとダンシング両方ともは取れなず、どちらかを捨てる覚悟を突き付けられた巻島は、新しくTIMEのフレームで柏東高校との交流戦に挑む。

 

交流戦当日、峰ヶ山のヒルクライムレースのリベンジを果たそうと柏東のエース広川がフレームを眺める巻島に宣戦布告するも、全然耳に入っていない。

直後、交流戦スタートの合図で総北と柏東の部員たちが峰ヶ山を登りだすが、それでも巻島はフレームを見ながらブツブツと独り言を言っており、寒咲に促されてようやくスタートを切った。

 

かなり遅れた巻島だったが、自分の変則ダンシングを受け止め、ドンドン登る楽しさに自由を感じてペースが上がる。

総北と柏東のメンバーをゴボウ抜きして、ゴール直前で広川を捉えると、一気に抜き去り1位でゴール。

 

この時、置き去りにされた広川が巻島の変則ダンシングを見て『頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)』と名付けた。

 

金城と荒北の自動車免許

洋南大学に通う金城と荒北が車の免許を取るお話し。

学食の昼食で出くわした2人、金城は車の免許を取ろうと自動車学校を探していた。

 

免許があればレース会場に機材を運ぶのも移動も格段に楽になるし、電車のように時間を気にしなくて済む。

遠くのレースにも行けるし、車の中で寝て朝のレースにだって出れる、コンビニだってすぐに寄れる。

自転車乗りの2人にとってなんとも魅力的な話ししかない。

 

荒北は金城の免許取得を応援すると言ったが、荒北も免許を取るようすすめる。

しかし、荒北は原チャに乗って無茶をしていた。

自転車で初めて道に出た時、危ない車やバイクを見て「自分がどれだけ危ないことをしていたか」と反省し、今後免許はとらないと誓った。

 

「それだけ反省していれば、運転もしっかりできる」と金城に背中を押され、いざ自動車学校に行くと全開でしかアクセルを踏めない荒北は根本的に運転に向いていなかった。

弱虫ペダル  スペアバイク  5巻

 

金城は荒北に運転させまいと誓った。

ちなみに、だいぶ日数はオーバーしたようですが荒北も運転免許を取得しましたよ(笑)

 

まとめ

4巻で広島の待宮・井尾谷編が終わりかと思えば、まさかの5巻まで続きましたね。

また、待宮が甘酸っぱい青春を送るとは(笑)

 

スペアバイク5巻には

待宮と佳奈のその後
田所の話し
金城・荒北の大学編

これらが今後描かれることがお知らせしてあります。

 

まずはスペアバイク6巻では田所の話しがたっぷり描かれるそうです。

 

そんなスペアバイク6巻は、2020年11月頃の発売予定です。