アクタージュ最新話【45話】のネタバレと感想！終幕の開幕

影から他の演者を輝かせる美しい脇役（バイプレイヤー）としての才能を開花させたアキラ。アキラと七生の出番は終わり舞台から去る。

休憩の後はとうとう銀河鉄道の夜は終幕に向かって動き出す。

 

巌の思惑

アキラを知る人間は、脇役として輝きを見せたことに色んな意味でド肝を抜かれていた。

アキラが泥臭い脇役で輝く

このことに反論する意見もあるが、泥臭い演技もできるということが重要であり、事実アキラの演技を観て起用したいと思う関係者がいる。

 

星アリサは役者が水商売ということをよく知っている。

スターズの俳優そのものを、ブランド化しやすい主演（スター）俳優しか育ててこなかった。

そのためか、あれだけ人気役者を育ててきたアリサでさえ、アキラを脇役にするという考え自体持ち合わせたことはない。

 

舞台そでに戻ると皆に謝るアキラ。

脇役で輝いたとはいえ、稽古通りには全くできておらずアキラ自身頭が混乱した中での演技だった。

しかし、もちろん劇団員たちからは賞賛の嵐。

引用：ジャンプ2号  アクタージュ  45話より

 

あまり他人に興味を示さない阿良也も会話に混じってくる。一目見るだけでその人となりを知ることができる阿良也。

しかし、今回限りは「悪い癖だ」と自分で言っていることから、アキラの実力を見誤っていたと推測される。

 

君の芝居は本当に素晴らしかった
ありがとう
星アキラ

珍しく人を褒め、感謝の言葉を述べる阿良也。

きっとアキラのことも役者として認めたのでしょう。

 

アキラのこの姿を、この演技を気づかせるために巌はアリサを舞台に呼んだのか？

今となっては分からない、、、

 

アリサの幻影

病院では昏睡状態の巌に黒山が付いており、巌との過去を思い出していた。

 

まだ夜凪と出会う前、劇団天球にキャスティングに来ていた黒山をハイエナ呼ばわりする巌。

しかし、舞台役者と黒山の映画では相性が良くない。帰ろうとする黒山に「いつまで星アリサの幻影を追っている」と問いただす。まるで、「そんなキャスティングをやめろ」と伝えているように感じますね。

理由は簡単、もう星アリサのような役者は出てこないから。

 

しかし、諦める気がない黒山は

見つけたらあんたに紹介してやっえもいいぜ

と、その場を立ち去る。

その1月後、黒山は夜凪と出会うのだった。

 

終幕の前

実は黒山が巌の舞台の初日公演を見逃すの初めてのこと。

巌はかすかに目を開け驚く黒山に

行け 

と、一言だけ伝え、黒山も病室を出て行く。

 

次はカムパネラが死んでいることを知らないジョバン2人のお別れシーン。

阿良也はメイクをしてもらったっきり、椅子に座ったまま俯いて動かない。これは阿良也なりの集中の仕方のようだ。

 

夜凪も阿良也同様、俯いて動かないのは一緒だが、阿良也と違うのは舞台を降りてもカムパネルラのままだということ。

引用：ジャンプ2号  アクタージュ  45話より

 

「カムパネルラのまま」というのが、この後の芝居で影響が出てくるのか？

 

まとめ

とうとう、次が銀河鉄道の夜最終幕となります。

ジョバンニとカムパネルラの最後の旅路。

天才同士のラストはどうなってしまうのでしょうか？？