鳴石の思惑を止めるため、本来の姿で戦う夢咲先生と鳴石。
同じ種族で、魔眼持ち同士の決着は??
夢咲先生VS鳴石
鳴石の本来の姿にツッこむが、鳴石に指摘されて自分も変わらず恥ずかしい格好ということに気付く夢咲先生。
どんなに恥ずかしかろうと、本来の姿でないと夢魔の全力は出せない。
前回は気合で鳴石の催眠(ヒブノ)を跳ね除けたが、今はそんな確証はない。
あ互いに先手必勝で術を掛け合う。
鳴石は裸の自分にアソコを薔薇の花で隠した姿を、夢咲先生は女王様の幻覚(ミラージュ)をかけ合い、引き分けに終わる。
しかし、一瞬のスキを狙われて夢咲先生は完全に鳴石の催眠の術中に落ちてしまった。
夢咲先生はコガラシと2人きりとなり、自分に魅了(チャーム)をかけて夢咲先生と教師と生徒の立場を忘れるようにしてほしいとお願いすされる。
しかし、2人の会話の中から
- 幽奈が夢咲先生にかけられた催眠を解いたこと。
- 幽奈が御三家であること。
この2つを突き止められてしまう。
幽奈の存在が鳴石の『決して解けない催眠で全人類を愛奴隷にする計画』の脅威と踏んだ。
術の中のコガラシに、夢咲先生が最も忌み嫌う行為を実現させ、それを自分が颯爽と助けることで、自分が愛する人に成り代わろうとする鳴石。
そうすることで催眠は完了し、夢咲先生を愛奴隷にする計画できる。
夢咲先生は魅了をかけると、コガラシは夢咲先生を抱きしめた。
自分が夢の中にいるのか、現実にいるのか分からなくなったが、「ゆらぎ荘のみんなも、生徒と教師だなんてこともどうでもいい!!」というコガラシの発言に正気を取り戻す夢咲先生。
コガラシは大切なことをどうでもいいなんて絶対に言わないし、今までも鋼の精神で何度も魅了にかかっても鋼の理性で耐えてきた。
「自分もそんな風になりたい」そう思ってたからこそ、強い意志で鳴石の催眠を自力で解いた。
決着!?
強い意志で鳴石の催眠を夢咲先生。
再び、2人の幻覚のかけ合いが始まる。
鳴石は夢魔の力がありながら、洗脳と言われようとも自分のためだけに力を使わない夢咲先生が理解できない。
しかし、友人・生徒・母親に、自分の力は相手のために使うものだと教えられてきた。
そして、形は違えど、鳴石も夢魔の力に振り回されただけで、みんなに愛されて夢魔の力に抗あるように一緒に頑張ることを提案。
催眠にかかってないのに、自分に大きな情熱を向けてくれる夢咲先生に鳴石は完敗。
めでたく、鳴石は生徒たちの封じていた恋心の催眠を解いた。
『夢魔の力に頼らずに得る純な愛情』
全人類を愛奴隷にするという計画は変わらないものの、目指すべき新たな教師像を目指して頑張ることを誓ってくれた。
また、夢咲先生は魔眼封じのコンタクトをやめた。
不安や自信のなさからコンタクトに頼りきったからこそ、油断を生んで暴発を招いていたことに気付いた。
コンタクトがなくても魔眼の暴走を抑えれるようになり、明らかなレベルアップをした。
そこで、憂いもなくお酒が飲めるようになるが、酒乱という課題が浮き彫りになった夢咲先生でした。