銀の匙14巻のネタバレと感想です。
13巻までは文化祭・部活・研究会など「みんな一丸となって頑張ろう感」があったのに、14巻になるとそれぞれがそれぞれの進路に走り出して、最終回も近い雰囲気がビンビン伝わって寂しい限りです。
それぞれがどのようになっていくかキャラクターごとに紹介!!
八軒勇吾&大川先輩
株式会社「GINSAJI」の2人。
試行錯誤の末、11月30日に帯広競馬場(ばんえい競馬場)で大川先輩と石窯ピザの屋台を出店し、売れ行きも良く完売するも予算を使い過ぎて-1,804円の赤字。
大川先輩の独断で売上金を「ミカゲホマレ」に全額ぶっこむ暴挙に。
何とかミカゲホマレは1位となり、今回は黒字計算。レース終了後、顔面が陥没する蹴りを入れられた大川先輩。
その後、大川先輩は御影家に住み込みで豚の世話したり、酪農ヘルパー状態となり「よく働くウンコ」っぷりを発揮し、会社の資金を確実に増やしていった。
八軒は大学に進学せず会社1本で行くはずだったが、大川先輩の提案で大蝦夷畜産大学 畜産課学科で『食品衛生管理者』の資格を取ることに。
大学に行かなくても食品衛生管理者の資格は取れるが「大学に行くなら八軒の親が学費を出してくれる = 会社の金を使わなくて良い」「学生がやってる会社みたいな売り文句が使える」という大川先輩の作戦だった。
急な方向転換で、八軒はクリスマスから大学に入学するための勉強を開始するハメに!!!
御影アキ&相川進之介
この2人は大蝦夷畜産大学進学組。
なんとか推薦枠をもらえてみっちり小論文まで対策していた2人ですが、運の悪いことに八軒たちがピザの屋台を出店する11月30日と受験の日にちが被ったんですね。
結果は
御影は大蝦夷畜産大学 畜産科学過程 合格!!
相川は獣医学部に落ちて、一般入試で再受験。
御影が合格ということは晴れて、八軒と清いお付き合い開始💖
大草原でキスなんかしちゃったりしたんですが、、、、、
御影が合格したら今度は八軒が大蝦夷畜産大学に入学するために勉強しなくちゃいけないので、ゆっくり付き合えない2人。
駒場一郎
家が離農(倒産)したため、高校中退を余儀なくされた駒場。東京に出てきて引っ越し屋のバイトをしていましたが、なにやら企んでいる様子。
あれだけ頼みごとをしなかった駒場が西川と一緒にパソコンを買いに行って、八軒にお願いして慎吾(八軒兄)を紹介してもらっていました。
慎吾と言えばインターネット家庭教師!!
高校を辞めた駒場が今から勉強??13巻では貯金しているみたいだったし。もしかすると、今から勉強して大学進学でも目指すかもしれませんね。
その他のメンバー
西川
東京の大学に進学を決意。ついでに意を決して肉食女子池田に告白するが「肉農家じゃなきゃやだ。」とフラれて壊れる。
吉野
チーズ工房の面接を受けるが、ブラック企業確定!内定確実なので断るつもりでいるが、、、、
南九条あやめ
1年間慎吾に勉強をみっちり教えてもらうが、オール1⇒オール2で成績ストップ。大蝦夷畜産大学を一般で受験するつもりでいるが、成績的には全然足りていない。
御影の後輩になる予想だが、あやめならまぐれで入学してきそう。
慎吾&アレクサンドラ
大蝦夷畜産大学の合格発表である12月10日に3,580ℊの元気な女の子を出産。名前は「麦」
他の友達の多くは就職 or 実家の農園や酪農を継ぐのかな、、、、
15巻の発売日
今年中にコミックスが出るかと思いましたが、まさかの2019年10月(笑)やっぱり月刊だから時間はかかるようですね。
今から待ち遠しいです!!