ネタバレ

弱虫ペダル(スペアバイク)4巻のネタバレと感想!待宮&井尾谷編!

弱虫ペダルスペアバイク第4巻!!今回は広島呉南工業高校キャプテン待宮 栄吉編。

待宮編とは言うものの、切っても切れない井尾谷とダブル主人公という感じ4巻丸々広島呉南編です。

 

実はかなりの不良だった

え!?誰が??

もちろん待宮と井尾谷がです。

インターハイでも、3日目に集団をコントロールして引くだけ引かせて切り捨てる冷酷な性格の待宮と笑って見ていた井尾谷。

あまり良い人には感じませんでしたが、2人とも昔はかなりのワルとして有名で井尾谷なんかは手が付けられないくらいだったんです。

実は広島呉南工業高校は夢も希望もない学生が入る高校として有名で、井尾谷も入学式をサボっていたところで、番長的存在の仲寺先輩と即ケンカ。

待宮も中学卒業前に、足を骨折して松葉杖を付いている状態で中寺先輩とケンカ。

なのに、2人とも何度やられても仲寺先輩に立ち向かっていく1年として、高校内では有名なワルになっていたのです。

 

今ではかけがえのないチームメイトとして、広島呉南の自転車部を引っ張っている 2人も最初は仲が悪く、井尾谷は待宮を学校の屋上から落とそうとする場面も。

返り討ちに合い、そこで待宮に「来年、広島でインターハイがある。部活は何でもエエ頂点からの景色が見てみたい!やらんか一緒に」と誘われる。

 

最初は断る井尾谷だったが、男子バレーボール部に土下座して頼み込み、頭を踏まれながら断られている待宮を見て一緒に自転車競技部に入ることを決意!!

 

自転車競技部 正式入部

自転車競技部に2時間ねばって、正座して頭下げてなじられて、超条件付きで入部させてもらえることに。

超条件とは
①1ヶ月部室の掃除と部品磨き
②暴力沙汰を起こさないこと

この2つがクリアできれば正式入部が認められる。この1ヶ月間は自転車にすら触れない。

 

しかし、中学の頃に待宮に因縁のある「番場」という男が、待宮が手を出さないということを知りながらサンドバック&右足を折ろうとする。

その姿に我慢できなくなった井尾谷は手を出そうとするが「こんな奴のために特別な思いを捨てるな」と諭され、2人とも手を出さないまま一方的に番場にボコボコにされてしまう。

 

ボコボコの顔を顧問に見られてケンカの疑いをかけられるも無罪確定となり、1ヶ月間約束を守り切った2人は晴れて自転車競技部に正式入部を果たす。

そして、本編のインターハイ神奈川大会へと続くのである。

 

インターハイ終了

実はインターハイ神奈川大会では広島呉南工業は初日の2人の落車も乗り越え、3日目ゴールを6人全員で迎えるという偉業を達成!!

後輩のためにペースを落としたため、順位はかなり落ちたものの各チームともリタイア、足きりと人数を減らしていく中での6人全員でのゴール。

「やっぱりワシ  モッとるのぉ?」の待宮の言葉に「ああ間違いないワ」と返す井尾谷に感動!!

 

ゴール後、井尾谷は1年の頃に「そうまでしてインターハイに出たい理由は何じゃ」と待宮に聞いたことを明かす。

井尾谷は待宮はもう忘れいてしまっていると思っていたが、待宮はその質問のことを覚えていたし、話した気でいた。

 

当時、待宮が付き合っていた彼女『佳奈ちゃん』に「高校は行ったんだから絶対に部活に入って。それだけ運動神経が良かったら絶対日本一になれるよ。楽しみたい。見てみたい」と言われたから。

だが、いつもケガばかりする待宮にケンカをやめて欲しかったのが本当に理由。

佳奈ちゃんは、待宮と別れるシーンで本編にも出てきます。その時はあまり大切にせず「捨てた」みたいな印象と言い方でしたが本当は大切だったんですね。

 

井尾谷「応援には来とらんのか  さすがに」
待宮「来るワケないワ 遠い それに あいつとはもう別れた」

こんなやり取りをしている二人の近くに1人の少女の後ろ姿が・・・・・・

佳奈ちゃん応援に来てたんですね!!

 

待宮はインターハイのために佳奈ちゃんと別れ、お互いまだ好きとなると仲を戻すのではないでしょうか。本編にチラッとでも出て欲しいものです。キャンパスライフを楽しんでいる2人とか(笑)

甘酸っぱいラストで待宮栄吉編(スペアバイク4巻)終了!!