2018〜2019年にかけての冬は暖冬と言われ、西日本や東日本では例年よりも暖かい冬となっていました。
しかし、2月8日は北海道に歴史的大寒波がやってくると言われ、3連休を前に北海道を訪れる方も少なくないと思います。
今回は大寒波の影響で旭川空港は飛行機が離発着できるのか?
寒波はいつまで続くのか?
これらについて調べてみました。
平成最強の大寒波
東日本や西日本では7日は3月中旬〜4月上旬並みの暖かさとなり、3連休からはひと冬に数回あるかないかの寒さになります。
しかし、北海道では早くも7日から寒波の影響が出ます。
7日の旭川では積雪が15cm、市内でも最大10cmの予報です。
1957年以降、最強クラスの大寒波が北海道を襲います。
7日の夜からジワジワと寒波が稚内から北海道を包み込み、8日の朝には北海道全土に及んでしまいます。
金曜日 最高気温
札幌 −10度
旭川 −11度
陸別町 −9度
占冠村 −12度
土曜日 最低気温
札幌 −12度
旭川 −11度
陸別町 −30度
占冠村 −29度
-30度ってすごい寒さですよね。それぞれ、数十年ぶりの最低気温となる予報です。
旭川空港の運行状況は?
7日の朝ですら積雪が15〜20cmの予報の旭川。
3連休を前にして気になるのは飛行機の運航状況。
2月6日時点で旭川空港が発表している航空会社各社の運行状況です。
悪天候に伴う遅延、欠航、条件付運航(出発空港への引き返し、他空港への着陸)の可能性がある空港は、以下のとおりです。
JAL
6日
<東北>青森・秋田(視界不良)7日
<北海道>利尻・女満別・釧路・奥尻(降雪)、札幌(午後 降雪)
<東北>青森・三沢・秋田(降雪)
ANA
6日
<北海道> 女満別(雪)
<東北> 秋田(視界不良)7日
<北海道>稚内(雪)
<東北>青森・大館能代・秋田(雪)
<九州>熊本(視界不良)
AIR DO
<北海道>札幌/新千歳(雪)引用:https://www.aapb.co.jp/#reserv
まだ、6~7日の情報しか載っていないので、随時チェックしてみてください。
ちなみに、国土交通省は滑走路の状態で飛行機の離着陸を行なってはいけないとする基準をきちんと定めています。
積雪1.3cm以上で水あるいはSlush
積雪5.1cm以上のWet snow
積雪7.1cm以上のDry snow
積雪15.3cm以上のDry snow
Slush:水を十分に含んでいて、蹴ると水しぶきがあがるほどの雪
Wet snow:握ると水が出るほどの雪
Dry snow:乾いていて、降ってから時間があまり経っていない雪
このように定義されています。
つまり、国土交通省の決まりによると、大寒波前の7日に15〜20cmの積雪が予想される旭川では、欠航・欠便が出てもおかしくない状況です。
通常、旭川の飛行機の就航率は99.5%、欠航率0.5%なのですが、平成最大級の寒波ではこの数字をあてにし過ぎるのは危険かもしれません。
いつまで大寒波は続くの?
この平成最大の大寒波は、8日で札幌の観測記録に迫る最低気温となり、9・10・11日になっても0度にまで届かない寒さです。
旭川も札幌と似た気温なので、同じくらいの寒さとなるでしょう。
逆に、陸別町や村はもっと低い気温になるかと。
つまり、3連休の内は暖かくなるどころか、北海道は記録的な寒さになるので完全防寒をお忘れなく。
まとめ
旭川空港の運行状況でした。
天気や積雪は時間によって変わってくるので、飛行機を利用される方は上記の旭川空港のサイトで随時検索してみてください。