2015年頃から日本でも認知されるようになってきた髪の毛の寄付であるヘアドネーション。
お金や手間もかからないので、若者の間でも人気となっています。
ですが、いざ「私もやってみよう」と思っても、どうやって送れば良いかわからない人も多いものです。
今回はヘアドネーションをする時の髪の毛の送り方とドナーシートの書き方について紹介していきます。
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髪の毛の切り方
ヘアドネーションで髪の毛を寄付する場合は、送る前にまずは髪の毛の切り方にいくつか注意点があります。
まずは髪の毛を切るときは全てを1つにまとめずに、小さい束に分けてゴムなどでちょいキツめに結びます。
結び目より1cm以上、上をカットします。
また、髪の毛が濡れているとカビの原因にもなるので、シャンプー前に髪を切ってください。
シャンプーの後にドライヤーで乾かしたとしても、髪の内側は湿っているので使うことができなくなります。
髪の毛の送り方
ここまで髪を切ったら小さな束になっていますよね。これらの束をさらにゴムで大きな束にしとくと良いでしょう。バラバラになった髪の毛は破棄されます。
また、数人分まとめて送る場合も、1人1人髪の毛をまとめて送るようにしましょう。
封筒
髪の毛は封筒に入れて送るだけなので簡単です。
ただ、封筒にも色々な形と大きさがあり、よく手紙や書類を送るときに使われる長形3号や4号だと髪の毛が入りません。
A4用紙が折らずに入る角形2号などの大きさの封筒がオススメです。
ドナーシートの書き方
ヘアドネーションの団体には『ドナーシート』というものが、必ずと言っていいほどあります。
このシートはJapan Hair Donation & Charityのものです。
性別や年齢・都道府県、カラーやパーマも有無をしているかなど簡単な項目だけです。個人が特定されるような名前や住所は書いてはいけません。
*団体によっては名前や住所、電話番号を記入しなくてはならない場合もあります。
返信用封筒
返信用封筒は、必ずしも同封しないといけないものではありません。
返信用封筒は『受領証(受け取りましたよという証明書)』が必要な方のみ同封します。
これは受領証が入れば良いので、長形3号か洋形2号の封筒を用意します。
オモテ面には自分の住所を記入し切手を貼ります。
ウラ面には自分が髪の毛を送る団体の住所と団体名を記入しておきます。
・濡れてなくてゴムでまとめた髪の毛
・ドナーシート
・返信用封筒(受領証を希望する方のみ)
これらを準備できたら封筒に入れて送るだけ。
美容室で髪を切った場合は、美容室がまとめてヘアドネーションの団体送ってくれる場合もあります。
まとめ
ヘアドネーションをする際の送り方とドナーシートの書き方でした。
アナタの「ヘアドネーションで髪の毛を失った子供たちに喜んでほしい」という気持ちは大変素晴らしいものです。
しかし、きちんと団体に届かなければ無駄になってしまいます。
1度準備したら、送り方やドナーシートを何回も確認してから送りましょう。