夢の中で11年間を過ごし、ようやくコガラシにプロポーズされた千紗希。
その瞬間、幽奈たちは予知夢の千紗希と話せるようになり、今いる世界はただの夢だということを知り混乱と絶望が襲ってきて、、、、
帰ります。
幽奈が夢咲と流禅の術を解いたことで、夢の世界が壊れ始める。
これに飲み込まれたら千紗希がどうなるか分からないが、ようやくプロポーズまでされたのにこれが夢なんて納得いかない。
しかし、この予知夢は千紗希の都合の良い妄想から生まれたものではなく、流禅の魔眼ラプラスと式神ヌースが膨大な量の情報を計算して導き出された未来の1つ。
つまり、この未来へ至るキッカケさえ分かれば、現実世界でもに辿り着くことができる。
この予知夢に至るまでには
コガラシが霊能力を失う
コガラシの霊能力を取り戻そうとして、幽奈の記憶の封印が解けて成仏してしまう。
八咫鋼と天狐幻流斎がいなくなって戦争が起きて、コガラシと千紗希が過ごす時間が増えた。
このような経緯がある。
コガラシに霊能力を失った原因を聞いてみるが、「夢の世界＝記憶の塊」なので崩壊した夢の世界ではコガラシ自身も思い出すことができない。
何か思い出の品に触れれば記憶が戻るかもしれないと、千紗希とコガラシは家に帰ることになる。
約束
家に帰って制服や教科書を段ボールから出すが、2人の記憶は戻らない。
2人で作った修学旅行のしおりを2人で手に取ると、コガラシが霊能力を失った日のことを思い出した。
コガラシの霊能力を封印したのは宵ノ坂酌人だった。
霊能力封じの水晶玉を幽奈が離れたスキを見計らって襲撃されていた。。
このまま何もしなければ、コガラシと結ばれる未来に辿り着くことができる。
コガラシは先ほど渡そうとした婚約指輪を再び取り出し、また現実世界でもこの未来に帰ってくることを約束しようとする。
しかし、千紗希は外にいる幽奈に酌人がコガラシを狙っていることを伝え、指輪も受け取らなかった。
コガラシと触れ合えなくなった幽奈の絶望
幽奈が成仏した時のみんなの涙
傷だらけのコガラシ
このような未来が来ることが分かっているのに、何もしないで自分だけ幸せになることが千紗希にはできなかった。
ジャンプ13号 ゆらぎ荘の幽奈さん148話より
そんな千紗希をコガラシが抱きしめると、夢の世界は崩壊していった。
現実の世界
千紗希が目を覚ますと、そこには酌人を追い払ったコガラシと水晶玉を壊した幽奈、謝る流禅と夢咲がいた。
危険を知らせてくれた千紗希にお礼を言うコガラシだったが、夢の中のコガラシと重なり涙が止まらない。
騒ぎを起こした予知夢であろうと、ただの夢。翌朝にはどんな夢だったかも、涙の理由もほとんど忘れてしまっていた。
まとめ
「切なねぇ〜！」の一言しか出てこない今回のエピソード。
酌人が意外とあっさり撃退されて、コガラシが霊能力を失うルートは無くなったわけですね。
忘れかけていましてが、まだまだ修学旅行2日目です（笑）
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