コガラシと結婚寸前までの夢を見た千紗希。
「ほとんど覚えていない」と話していたが、、、
訪れたはずの未来
千紗希の予知夢騒動から一夜明け、女性メンバー全員に幽奈は千紗希から聞いたことを説明した。
夢で見た通り、酌人は霊力封じの水晶玉でコガラシの霊力を封じようと襲ってきたところを、幽奈が助けたことで予知夢が本物かと思われた。
だが、流禅がヌースに確認したところ、予知夢は千紗希が望む未来から逆算したものではなく、予知夢を見なかった場合に訪れていたはずの未来だった。
しかし、千紗希は悲しむどころか心の底では「女性メンバーが夢で見た通りになってしまえば」「自分がコガラシと・・・」など、考えてしまったのではないかと不安だった。
千紗希が夢を見てくれたおかげで、妖怪戦争や女性陣全員がフラれる、コガラシが幽奈のことを見たり話したりできなくなる未来が回避されたことになる。
千紗希自身の幸せな未来を犠牲にして。
暗くなるメンバーを見て、コガラシと千紗希が結ばれる未来が予知夢で見た未来だけではないと励ます雲雀。
元気が出た千紗希は修学旅行最終日を思い切り楽しむことを提案するのであった。
流禅の思惑
夜行バスに揺られる流禅。
稼ごうと思えばいくらでも稼げるが、20年ほど先までの未来しか視えず、何が将来の破滅に繋がるか分からない流禅は目立ちたくない。
だからこそ、全て偶然に起こってくれるのが1番都合が良い。
偶然に千紗希たちが占い小屋にやってきて、偶然霊力が暴走し、偶然幽奈が成仏してしまう未来を回避する。
しかし、これは流禅の予想通りのできごと。
しかし、今回ばかりは幽奈やコガラシたちに近づき過ぎたため、何か怪しまれていないかだけが心配だった。
千紗希とコーくん
修学旅行最終日、コガラシは兵藤と2人で人生初の遊園地に訪れると、修学旅行中は一緒にいないと決めた女性メンバーも合流してきた。
昨晩、女性メンバーは「コガラシを奪い合うようなマネをやめよう」と話し合いで決めていた。
皆でコガラシとの楽しい修学旅行をやり直すため、出し抜くようなことをせずコガラシや兵藤とともに大人数で遊園地を楽しむ一行。
しかし、千紗希だけは夢を覚えていないはずなのに、途方も無い喪失感だけが残りどことなく元気がない。
女性メンバーは千紗希を気遣い、乗り物酔い・古傷が開く・高所恐怖症・つわりなど、さまぞまな理由を作り、また兵藤を強引にコガラシから引き離して、コガラシと2人きりで観覧車に乗せてあげた。
いきなり2人きりになって緊張する千紗希だったが、お互いの呼び方の話しとなり『宮崎⇨千紗希』、『冬空くん⇨コーくん』と未来で付き合った時の呼び方で呼ぶようになった。
ジャンプ14号 ゆらぎ荘の幽奈さん149話より
皆にこうまでしてもらって、初めて千紗希は心から「これでよかった」と思えるようになっていた。
まとめ
修学旅行編のほとんどは千紗希の予知夢が関わっていて、ちょっと切ないお話でしたね。
あとは帰るだけですし、これで修学旅行編は終わりかな?
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