前回、ゆらぎ荘の弱体化を狙う何者かによって皆小さくなってピンチに。
そんな時、敵が現れて、、、
ってお話しでしたが、今回は一旦置いといて、コガラシの小さい時のお話し。
小学5年生のコガラシ
小学5年生のコガラシは人体模型に宿る付喪神(つくもがみ)に憑依され、全裸で校内を走り回り問題となっていた。
こんなことがあって、小さい頃のコガラシは幽霊が大嫌い。
お坊さんの話だと、コガラシは霊媒体質で、どんな霊でも簡単に憑依されてしまう。
コガラシが住む児童施設『あまつひの家』の職員はコガラシの話しは半信半疑だったが、唯一さくらだけはコガラシを気に掛けてくれた。
ある夜、施設内に犬の霊が入ってきてコガラシに憑依し、さくらを襲って入院させるほどの大ケガをさせてしまう。
罪悪感にかられたコガラシは飛び出した夜の街で、この世に未練を持ったオッサンの霊と目が合い、憑依されて身体を使われることに。
オッサンの未練
コガラシに憑依したオッサンは、自分のマンションに走り出した。
オッサンはデイトレーダーで、役所に行った帰りに日頃の不摂生が祟って死んでしまった。
自分が死んだことに気付き、途方に暮れていたところにコガラシと出くわしたということだ。
デイトレードでレバレッジをかけまくっており、放置したままだと途方もない借金になってしまったため、コガラシの身体を借りて損切りしにマンションまで走ったのだ。
早く解放してくれるように頼むコガラシだったが、家族と別居中のオッサンは自分でも稼げると見返したくて目標額までコガラシを付き合わせることに。
嫌がるコガラシを無理矢理付き合わせ、1ヶ月後に目標額に達した途端オッサンは未練が晴れて成仏してしまう。
しかし、まだある場所に送金しておらずコガラシに送金を頼むが、無理矢理付き合わされたコガラシは聞く耳を持たない。
オッサンが成仏した後、暴落のアラートが鳴るがコガラシは無視して児童施設に帰って行った。
送金先は・・・
数日後、児童施設に帰ると1ヶ月も行方不明だったため、捜索願も出されていて帰りづらい。
職員室の外に隠れていると、さくらがお父さんがやっていた為替(デイトレード)の借金を相続してしまい、1000万円以上の借金を背負ってしまったという話を聞いた。
つまり、コガラシに憑依したオッサンはさくらの父親で、コガラシが暴落のアラートを無視した為にさくらが借金を背負う結果になってしまっていた。
幸い、さくらの伯父さんがお金持ちで借金の肩代わりしてくれることになったが、当然ながら伯父さんには何年かかっても借金を返済しないといけない。
ジャンプ20号 ゆらぎ荘の幽奈さん155話より
コガラシは自分が借金を返すことと、自分のせいでさくらが借金を背負うはめになったことを泣いて謝った。
そして、現在。
若返りの水で身体だけでなく、記憶も若返ったコガラシ。
施設にいられないと飛び出して段ボールの小屋で寝かせてもらったハズなのに、目を覚ますと幽奈のおっぱいに包まれていた。
まとめ
「ゆらぎ荘の危機からバトル展開か?」とおもいきや、まさかのコガラシの過去編でしたね。
でも、なぜコガラシが借金を背負ったかの謎が解けました(笑)
次回こそ、バトル展開となりそうな予感ですが。
ゆらぎ荘の幽奈さんの最新話ネタバレはコチラ