朝起きたら全員若返って、その分の記憶もないゆらぎ荘御一行。
唯一、記憶がある幽奈がはてんやわんやで・・・・
とりあえずの朝ごはん
記憶までなくしたせいで、ゆらぎ荘内は大パニック。
幽奈はどうすれば良いのが分からず慌てていると、朧は龍雅城へ帰るし、コガラシが転倒して呑子の胸に顔を埋めてつまみ上げられるし。
顔を埋めたコガラシをかるらがふん縛って、呑子が宵ノ坂長女と紹介すると狭霧と雲雀は恐怖してしまうし。
こゆずとミリアが、それぞれに合う大きさの浴衣に着替えさせようとすると、小さなビキニ姿になるか裸になってしまい収集がつかなくなるし。
そんなみんなを見て、記憶がないままでも仲居さんは朝食を食べるまでに着替えと手洗いをすることをみんなに促し、幽奈に朝食の準備を手伝ってもらった。
朝食を食べながら女将さんの道具のせいで全員若返り、そのせいで記憶もなくなったことをようやく説明できた幽奈だったが、美味しすぎる朝食で誰も聞いていない。
幽奈が作った朝食を褒める一行だが、幼い頃から色んな幽霊に身体を乗っ取られてたせいで幽霊嫌いのコガラシは、素直に幽奈の朝食の美味しさを褒めることはできない。
実は仲居さんは約300年若返っており、冷蔵庫やコンロ、洗濯機の存在されも知らなかった。
どうやら若返りの年数はそれぞれ違っており、一定の年齢ではなく元の年齢から1／3ほど若返っている。
霊感のない千紗希はみんなが誰と話しているか分からないが、幽霊（幽奈）だと知ると不安になって泣き出してしまう。
幽霊嫌いの頃に戻ったコガラシは、幽奈でさえも悪くて怖い幽霊として悪態をついてくる。
そこへ、若返ったみんなをスマホで撮影するうららが爆笑しながら入ってきた。
新しい敵
幽奈・うらら・狭霧で蔵へ行ってみると、『若返りの水』の壺が床に転がっており中身は空っぽ。
どうやら、女将さんのコレクションが原因とみて間違いはない。
以前、コガラシが若返った時は6時間ほど自然と効果が切れたが、今回は幻流斎の力を得た幽奈が解呪しようと試みたができなかった。
呪の加減自体は原始的なものだが、幻流斎の記憶にもない解呪を阻む術がかかっていた。
しかも、壺に入っている水には解呪を阻む術が施されていないことから、壺から出した後に術がかけられている。
つまり、偶然にゆらぎ荘のみんなが若返りの水を飲んだのではなく、誰かが仕組んで偶発的に行われた事故ということになる。
おそらくは、ゆらぎ荘の弱体化を狙った誰かが。
しかし、ゆらぎ荘の結界は破りれておらず、たとえ霊装結界相手でも結界を無効化されれば幽奈は気付くはず。
どうやって侵入してくる気なのかは分からない。
そんな時、ミリアが幽奈が渡した転送紋で自宅に飛んでしまった、今1人になるのは危険だと判断した幽奈はミリアの元に飛び、うららはみんなでゆらぎ荘を離れることを提案するが、玄関から宵ノ坂が入ってきた。
また、ゆらぎ荘だけではなくミリアの家に飛んだ幽奈の元には、天狐家の現当主 天狐雪崩が現れた。
ジャンプ19号 ゆらぎ荘の幽奈さん154話より
まとめ
最初は若返ってのギャグで何話か続くと思ったのですが、意外とシリアスな展開になりそうですね。
ここまできたらバトルは避けられそうにありませんが、ゆらぎ荘メンバーは力も記憶もないのでボッコボコにされるかもしれませんね。
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