ネタバレ

双星の陰陽師の16巻のネタバレと感想!新たな勾陳の継承者も

石鏡悠斗(いしがり ゆうと)討伐作戦の準備中に、次々と禍野(まがの)で任務にあたっている小隊との連絡が途絶える原因は石鏡悠斗と婆沙羅(ばさら)のと5点同時襲撃。

襲撃を受けた陰陽師連は次々と被害が増えていき、今まで顔馴染みだったキャラクターも次々と死んでいく。

一体どうなる!?16巻のネタバレ!!!

五百蔵家(いおろいけ)

真層・禍野深度1986で任務中の五百蔵家に婆沙羅の3位加布羅(がぶら)が襲い掛かる。過去に十二天将数名を含む100人越えの大隊を1人で壊滅させた張本人。

五百蔵家の次男 数馬(かずま)は、加布羅に1発殴られただけで左半身が吹き飛び死亡。五百蔵家の部下 岩熊(みのくま)も隙を作るために特攻し瞬殺させられる。

 

その岩熊の働きもあり、五百蔵鳴海(なるみ)は勾殿陳座・纏神呪(こうてんちんざ・まといかじり)を発動。膳所美玖が救援に来てくれるまで10分、加布羅相手に保せようとするが右肺を抉られてしまう。

膳所美玖いわく「勾殿陳座は特大級のケガレの大軍相手には効果が大きいが、一転突破型の個相手には分が悪い」とのこと。

 

当主である鳴海が倒れてからは長男 軍記(ぐんき)が加布羅に立ち向かう。婆沙羅との戦いでは恐怖や死を感じさせられてきた軍記だったが、加布羅との戦闘では「ただただ底の知れぬ空虚(無)」しか感じなかった。

加布羅のパンチを二刀流ハンマーで防御するも、両手がはじけ飛んだ&胸に大穴を空けられてワンパンチで死亡。

 

父と兄たちの敵を討とうと加布羅に向かって行った志鶴(しづる)も、殴っただけでハンマーを壊されて絶体絶命のその時に

天将十二家大陰(だいおん) 膳所 美玖(ぜぜ みく)
天将十二家六合(りくごう) 蹉だ 桜(さだ さくら)が救援に駆け付ける。

 

加布羅との因縁

実は膳所 美玖と蹉だ 桜には加布羅に因縁があった。

膳所 美玖は結婚して約10年世継ぎに恵まれず、夫も病死して任務以外は部屋に籠もるようになっていた。そんな膳所 美玖を元気付け外に出れるようにしたのが蹉だ 椿(桜の父になる男)である。

この頃は椿は結婚もしておらず、膳所 美玖は椿に惚れていたように感じるが別の女性と結婚し、桜が生まれる。

 

ある任務で椿は上半身と下半身を加布羅に引き裂かれながらも「何卒…お頼み申す…桜を…娘を……」と涙を流しながら膳所 美玖に別れを告げる。

桜もまた父の仇を打つために膳所 美玖に修業を付けてもらう。

 

膳所 美玖は救援と同時に、大戯陰葬・纏神呪(だいぎおんそう・まといかじり)を発動。細かい動作・癖・呪力の量・性質も全て同じの分身をいくつも生み出し、どれだけ完治能力に長けた者であろうと見抜けない術である。

偽物を攻撃した際は、中身が綿の分身が傷つくだけで「てめぇ(加布羅)のような単細胞をおちょくるにはもってこいの代物」だと話している。

 

蹉だ 桜も六華合獄・纏神呪(りっかごうこく・まといかじり)を発動。歴代の六合の力を借りて戦うことができるが、パワーアップするには6段階の全てを発動する必要がある。超高速の接近戦を得意とする。

また、蹉だ家の陰陽師が特殊結界である玄結闘場(げんげつとうば)を発動させることで、纏神呪発動中に限り超・超・超高速攻撃が可能になる。肉弾戦なら白虎も朱雀もはるかに凌ぐ。

 

 

加布羅は一方的に攻撃を受けまくり、これで決まりかなと思わせておいて大声1発で陰陽師たちの動きを止めてしまう。

そして、まさかの纏神呪を発動。

標的を小さな呪印でロックオンし、自分(加布羅)の頭上にある大きな呪印に衝撃波を打ち込むことで対象を攻撃する能力だった。これで加布羅の周りにいる陰陽師はほぼ全滅。

 

膳所 美玖も攻撃がカスッてしまい、綿ではなく血がでたことから加布羅に本体がバレ致命傷を負う。

1人頑張る蹉だ 桜も加布羅にボコボコにされてしまう。

 

新たな勾陳の継承

膳所 美玖・蹉だ 桜が加布羅と戦っている間に、鳴海を岩陰に隠した志鶴。ここで十二天将・勾陳を継承する。

長男 軍記が受け継ぐとばかり思われていた勾陳だが、勾陳は「弱さを知る者」「力への憧れを強く抱くもの」故に欠けたものの重さを誰よりも知る者が受け継ぐにふさわしいとされ、元から志鶴に継承数することは決まっていた。

 

勾陳を受け継ぎ加布羅に戦いを挑む志鶴。次第に追いつめていくが、技を磨く時間も戦える体力もほぼなくなってきたとき。ボコボコにされていた蹉だ 桜が再び助っ人に入る。

加布羅の背に禍野門を開き、志鶴のハンマーに蹉だ 桜が蹴りを合わせ、膳所 美玖も術を合わせ加布羅を禍野門に押し込むことに成功!!

 

しかし、致命傷を負っていた膳所 美玖は呪力を使い切り死亡する。
加布羅を倒すのではなく、撃退させるだけで現役の十二天将2人の命が失われた結果となった。

 

焔魔堂家

焔魔堂(えんまどう)家も婆沙羅の1人 銀鏡(しろみ)と銀鏡が作った複合型移動式ケガレ要塞 百々々々々目鬼(どどどどどめき)と遭遇してしまう。

 

ろくろは1人で銀鏡と百々々々々目鬼を引きつけ仲間を逃がすが、ありすが谷底に落ちたり、それを助けに行って結局は逃げ出せず。

追ってに出したケガレを全滅させたところで銀鏡に追いつかれてしまう。同時にろくろが百々々々々目鬼を倒す。

ここから焔魔堂家 VS 銀鏡の対決になりそう!!!

 

16巻 感想

加布羅の撃退だけで十二天将が2人も死亡する非常事態。4体出現した婆沙羅のうち1体でこの被害ってちょっとヤバくないっすか(笑)

まだまだ3体残ってるんだし、この調子じゃ石鏡悠斗討伐どころじゃなくなるかも・・・。

そのためか、謹慎中だった最強の陰陽師「うの宮天馬(うのみや てんま)」に出撃命令が下る。御前試合で士門の足を切断するという無謀をやった裏には120%裏がありそうだけど、17巻で分かるのかな。

 

しかも、16巻では太陰として覚醒した紅緒(べにお)は出てこないし、婆沙羅の6位 赫夜(かぐや)の最後の術で120%死んではないでしょうけど、じらして登場かな。

 

双星の陰陽師 最新刊のネタバレはコチラ

https://tanoshika-omoshiroka.com/wp-admin/post.php?post=40&action=edit