霊媒体質のせいで霊に身体を乗っ取られて誰かが傷つくのを見るたびに、誰かのそばにいてはダメだと思い知らされた幼い頃のコガラシ。
しかし、何度1人になっても寂しさに耐えられなくなって、また誰かを傷つける弱さが嫌になる。
って、シリアス展開から165話が始まる。
雪崩復活！！
シリアス展開から始まると思いきや、、、
前回、餓爛洞の攻撃で幽奈・狭霧・かるらを追い詰めたが、3人がかりで霊装結界も解かれ裸で駄々をこねる凛々愛(りりあ）。
すると、転送術で凛々愛が消えたと同時に全員拘束され、ある程度霊力を回復した雪崩が現れる。
全快にはほど遠いが、今のゆらぎ荘全員に術を浴びせ、気絶させて無効化させるには充分だった。
コガラシは幽奈の霊装結界が僅かに残っており、かろうじて上半身のみとなりながら消えてはいなかった。
そんなコガラシに
今(のコガラシ）は八咫鋼の力を手に入れる前で何もしていないのに、将来のコガラシのせいで苦しんで理不尽なこと。
自分も天狐次期当主として、将来の自分に散々な思いをさせられたこと。
コガラシにだけはトドメを刺さなければならないので、嫌いで良かったこと。
これらを告げられている間、コガラシは自分がどうにかしなくてはと言う気持ちしかなかった。
幽奈は封印する！！
この一言を聞いたコガラシは充霊石に残った霊力で体が再生され、今までより強拳と頭突きを雪崩に打ち込むが体はまた崩壊を始める。
コガラシが自滅覚悟で攻撃を加えたことが、雪崩にはすぐに理解できた。
雪崩と決着？
コガラシと雪崩の間に割って入り、コガラシを抱きしめた幽奈。
コガラシは邪魔されたことを怒るが、今のままでは消えてしまうコガラシは放っておかない。
霊媒体質のせいで誰かを傷つけたり、八咫鋼になってしまうことも自分ではどうしようもないと言うのであれば、少しでも誰かのためになって消えることが最善策だと考えるコガラシ。
そんなコガラシに幽奈は、自分が幽霊であることが嫌で人にとって迷惑だと思っていたこと。
けど、ゆらぎ荘やコガラシと暮らしていくうちに、幽奈は幽霊でコガラシが霊媒体質であったおかげで出会えたこと。
コガラシを今抱きしめていられることと、コガラシが大好きなため1人で消えるなんてさせないことを告げる。
それを聞いたコガラシは幽奈を自分に憑依させ、変化で仮の手足を作ってくれた。
一方、雪崩は先ほどのコガラシの一撃を受け、万策尽きて敗北宣言。
ジャンプ31号 ゆらぎ荘の幽奈さん165話より
コガラシは自分たちを解放して、2度と手出ししないことを約束させようとするも、ゆらぎ荘の排除は雪崩ではなく天狐家の長老たちの意思。
雪崩の言うことには耳を貸さず、長老たちの行き過ぎた正義は雪崩が(ゆらぎ荘の排除を）拒否しようと他の天狐に役目が回るだけ。
ならばと、抹殺対象だったゆらぎ荘メンバーを子供にすることで手打ちにするはずだった雪崩の思惑は、コガラシに阻止されてしまった形となってしまう。
そのため、天狐家の長老たちはゆらぎ荘メンバーの暗殺を謀り、コガラシはただメンバーのためではなく雪崩をぶちのめしたかっただけだと涙ながらに叫んだ。
そんな雪崩に手を差し伸べ、自分を恐れているなら長老たちは話しを聞いてくれるんじゃないかと雪崩の力になることを約束するコガラシ。
簡単にそんな事を言ってしまうコガラシが、雪崩は嫌いだった。
まとめ
はい！！！
結局はコガラシは元に戻らず
仲居さんたちも解放することなく
雪崩は実は良い人ということで
完全決着！！！
なんか肩透かしな決着ですが、大元は天狐たちのということで、まだまだバトル展開となるのでしょうか。
