ネタバレ

ナンバMG5の最終回のネタバレと感想!剛のホンネを猛に聞かれて

特服先生として、苦戦を強いられながらも横浜魔苦須(よこはままっくす)の仲間として、ケルベロスの頭 光一ことKを撃退した剛。

18巻は吟子(ぎんこ)のお話しから。

 

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シャバイ振り

吟子と塾帰りにたまたま知り合った中学3年生の真面目でヤンキー嫌いな普通の男の子佐藤淳一(さとう じゅんいち)

1人じゃ勉強できない吟子は佐藤に頼るしかないし嫌われたくないため、家族にシャバいふりをてくれるように頼むが、最初はみんな拒否。

しかし、吟子が号泣するとみんなは渋々シャバいふりすることに。

 

佐藤淳一が難波家に来ると、そのシャバ過ぎる風貌から吟子の頼みにも納得する。

父親は丸の内のサラリーマン
猛は関東アジア大学の学生
剛は白百合高校2年生(本当)

ここまでは何とか誤魔化せたものの、ナオミ(母)に出会うのを最も楽しみにしていた佐藤君。

 

実は吟子は自分の母親のことをアメリカ人とごまかしていた。

芝居もここまでかと思った矢先、昼飯を持ってきたナオミは吹き替え版アメリカ人のノリで何とかその場を乗り切った。

 

そんなに裕福な家庭じゃないけど、好きな学校に行かせてくれる両親に感謝しながらら受験勉強を頑張っている佐藤君をちょっとずつ認め始めた難波家。

 

そんな時、隣のオバチャンが難波家に入ってきて『千葉で1番のヤンキー一家』ということをバラしてしまう。

しかし、佐藤君は吟子の家が関東に名を轟かすヤンキー一家の難波家ということを知っていた。

 

何かの間違いと思いたかった佐藤君は言い出せなかったし、ヤンキー一家と分かっても吟子のことを嫌いになんかなれない。

「記憶力はいいし、 発想も自由で天才かもしれない」と頬を染めながら褒める姿を見て、佐藤君がマジで吟子にホレていることを難波家全員が悟った。

ナンバMG5 18巻 153話より

 

しかし、中学生だけでファミレスで勉強するのは危険ということで、父親から難波で週に2回勉強会を行う許可が出た。

そして、吟子はマジで勉強にのめり込むことになる。

 

ぶらり旅

金持ちの伍代(ごだい)は母親とも休みが合わず、夏休みは亜多海(あたみ)の別荘(マンション)でたまったゲームや本を読んでゆっくりしようと思っていた。

しかし、それを聞いた剛と大丸は付いて行く気満々でテンションMAXになるものの、「交通費は自分で払え」と伍代に言われ、頭を悩まされる。

これで2人は付いてくるのを諦めて、1人でゆっくりとできると思った伍代だったが剛が名案を思いつく。

 

アメ車を買ったばかりの猛に車を出してもらい伍代大丸の4人と1匹は亜多海に行くこととなる。

さっそく、海に繰り出してパラソルを立てようとする猛だったが、イチャモンを付けてきた日焼けしたヤンキーを余裕で瞬殺。

その様子を見守る怪しい2人の人影が。

 

1日目は全員で海で遊び

2日目からは伍代はマンガとゲーム、猛もパチンコに出かけ、大丸と剛と松は海へ。

3日目、大丸はマツを使ってナンパに勤しむがことごとく失敗続きで、剛は浜辺で昼寝。

 

パチンコで当たり台があるのに金がなくなった猛は森の中でオオクワガタを探して金にしようとしていた。

この3人の周りには、またもや怪しい人影がマークしていた。

 

助っ人のお願い!

新学期になったら絵を描こうと夕日を携帯の写真に撮る剛。

しかし、怪しい人影2人組がいきなり剛の携帯を取り上げるが余裕で取り返し、もう1人も剛のガン飛ばし1発で戦意喪失。

2人は剛たちを試して、頼みたいことがあると言ってきた。

ナンバMG5 18巻 155話 

 

剛たちをマークしていたのはアキマスという2人組。

この街には1年前まで、大森という不良をまとめていた強い奴がいたが、その大森も女と一緒に街を出て行って状況が大きく変わってしまった。

 

大森が出て行った後は、どっちが跡目を継ぐかで『金町派』と『倉田派』と2つの派閥が立ち上がり、街の不良も真っ二つになってしまう。

半年くらい前からは助っ人を雇って喧嘩をしているのだが、あまりにも強そうな剛一行に白羽や矢が立ち、倉田派に入って欲しいとお願いされる。

マンションに帰ると乗り気なのは大丸だけで、他の3人は干渉しないことに。

 

翌日も松とのナンパに敗れ続けた大丸が、防波堤で落ち込んでいると後ろから拳と蹴りを喰らわせられ、松ともども海へ落とされてしまった。

相手は金町派の人間で、ヨソ者が倉田派に肩入れするのが気に食わなかったようだ。

 

マンションに帰っても怒りが収まらない大丸。

松まで海に投げ捨てられたことを知った猛は、大丸とともに全員ブン殴ってゴタゴタをまとめるよう剛に言い放つ。

 

本音を聞かれた剛

剛と大丸は助っ人を依頼されたアキとマスに神社に呼び出され、リーダーである倉田を紹介される。

その神社では、木に登り昆虫採集に精を出す猛が登っていることに誰も気づいていない。

ことの顛末を見届けようとする猛。

 

自己紹介もそこそこに、金町とその一派がいつのまにか神社に到着し、石を投げつけてきた。

大丸が助っ人と知り、バカにして笑う金町だったがワンパンチでダウン。

 

相手はチョロく大丸1人で次々と金町派を倒していくが、剛が喧嘩に参加しないことに疑問を感じる猛。

剛は大丸を制止し、金町と倉田の説得を始めるが「ゆくゆくは全国制覇!!」と言い出した2人に「くだらない」と言い放つ。

 

「自分の強さ証明するのは友達より大事かよ」その言葉に両派閥は言葉を失い、猛は「くだらない」という言葉で怒りが頂点に達していた。

自分が乗っていた木の枝を殴って下に降りた猛を見て、自分たちを潰しに来たと勘違いした両派閥のリーダーとメンバーが5人で猛に襲いかかるが全員ワンパンKO。

 

1人1秒かからない秒殺劇。

猛が剛に詰め寄る!!

 

ホンネを聞かれたことに内心焦る剛、フォローに入る大丸とたまたま松の散歩で通りかかった伍代。

伍代が昼飯をゴチすることで、強引にでも丸く収まるかに見えた。

 

しかし、そこに1年前まで街を仕切っていた大森が女に金を持ち出されたってことで帰ってくる。

メンバーがヨソ者にボコられた跡を見て、猛に詰め寄る大森だったが叫びながら退散。

その後は、作り笑いを浮かべながら、今まで猛が採集した昆虫を大森とメンバー(大森に強制的に)は1匹1000円で買っていく。

 

大森の行動に理解できないメンバーたちは説明を求めた。

2年前、大森を含めた4人は周りには事故に遭ったと言って入院していたが、実は女連れの猛からカツアゲしようとして、逆にボッコボコにされての入院だった。

 

その時のトラウマが忘れられずに猛を見た瞬間、恐れ・ご機嫌をとったのだった。

これでお家騒動は終了!!

 

翌日、猛は誰もいない堤防に剛を呼び出した。

今は萬中の頃みたいにギラついた目をしておらず、ケンカの話しも自分からしてこなくなり、地元の不良とも距離を置くようになったことが気になっていた猛。

しかし、剛は今の白百合での生活を捨てることができず「自分は何も変わってない」と嘘を言った。

 

猛は笑みを浮かべて、話しは終わり皆で花火を見ることに。

子供の頃、人が多すぎて花火が見えなかった時に猛はずっと肩車をして剛に花火を見せてくれた。

 

剛「 あん時兄ちゃんは花火見えてたの?」

猛「バリバリ見えてたよ」

剛「ウソがヘタだな。兄ちゃん」

ナンバMG5 最終話より

 

猛は言葉には出さずに「嘘がヘタなのはお互い様だな」と心の中で呟いた。

 

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この巻は『ナンバデッドエンド』に繋がる大事な巻なので、絵付きで読んだ方が面白さが違います。

 

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まとめ

案外、最後の敵って雑魚で注目されたのは剛の本音と気付き始めた猛のことでしたね。

大森たちよりケルベロスの光一たちの方が何倍も強いし。

ナンバMG5のネタバレを書かせて頂きましたが、よろしければハンバデッドエンドのネタバレもお読みください!!

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