ネタバレ

ゆらぎ荘の幽奈さん【169話】のネタバレと感想!あるてぃめっと野球拳

今回は女将さんコレクションの1つ『あるてぃめっと野球拳』と書かれた怪しい箱を持って来たミリアとこゆず。

 

1回戦開始

あるてぃめっと野球拳の会場に飛ばされたゆらぎ荘のメンバーたち。

メンバーは幽奈・仲居さん・夜々・朧・呑子・かるら・こゆず・ミリアの8人。

ジャンプ35号 ゆらぎ荘の幽奈さん169話

 

野球拳は当然ながら、ジャンケンをして負けたら服を1枚ずつ脱いでいき、全部脱いだら負けのゲーム。

 

ただ、あるてぃめっと野球拳では全員でジャンケンをして負けたら1枚脱衣あいこの場合は全員が1枚脱衣、全裸になったら脱落というゲーム。

体育祭実行委員のメンバーは忙しくて、雲雀は任務で、マトラは修行のため不参加となる。

 

このあるてぃめっと野球拳で最後まで勝ち残れば、『願いが叶う究極の幸運』が贈呈されると知り、コガラシとの子供を望もうとする朧。

勝負は上空のカメラで写真判定、歌が流れ始めたら踊って、歌が終わればジャンケンをして勝負。

 

  • かるらはコガラシを渡さないため
  • 呑子は幻の銘酒のため
  • 夜々は幻の魚のため

などなど、みんななかなかの煩悩の塊だった。

 

音楽が流れ始めて勝負が開始される。

かるらは他心通によって心の声を聴けば独壇場と思っており、朧は神速を使えばみんなの手を見た後に後出しが可能と踏んでいた。

しかし、仲居さんの運勢操作『惹禍(じゃっか)』により、1人勝ちとなる。

 

仲居さんの運勢操作は、自分に使わなければ自身への反動がゼロで、他者に対してならばノーリスクで連発できてしまう。

仲居さんも熱中しているアイドル『WOKASHI』のライブチケットをゲットするために必死だった。

 

全員浴衣のため来ている服の枚数は同じで、仲居さんが一歩リードの状態。

服の枚数を増やそうとこゆずが葉札で着替えようとするが、着替えはしても・させても退場となり、着替えさせられた場合はペナルティとして3枚脱ぐことになる。

これを聞いたこゆずが葉札を投げ捨てると、たまたま仲居さんの頭に乗って仲居さんが厚着となる。

 

これで、こゆずは1発退場となり、仲居さんは3枚脱ぐことになる。

自分には惹禍の反動はないものの、みんなにとっての幸運となれば、こうなるのも必然だった。

これで仲居さんは運勢操作を使えなくなる。

 

そして、着替えがペナルティとなるのであれば霊装結界も纏えず、誰もあらゆる術を防ぐことができなくなるということ。

 

2回戦開始

他に禁止事項がないかを確認すると

  • ジャンケンの手を出さなかったら2枚脱ぐ
  • 他者の手を出さないように直接妨害したら退場

これらが禁止事項として追加される。

 

2回戦スタート。

幽奈はポルターガイストでみんなの手をパーにして自分はチョキを出す作戦だったが、朧は神速を使い幽奈の手もパーにして自分がチョキを出す。

 

しかし、夜々の姿と音を消す『忍び足』によって、カメラにはかるら以外の手は映っておらず、この勝負はかるらの不戦勝となり、試合妨害として夜々は退場。

夜々はかるらに買収されており、幻の魚と猫缶が約束されていた。

 

みんなは2枚脱ぐことになり、仲居さんも着てる服がなくなって退場。

そして、呑子もかるらに買収されており、2枚脱いだ幽奈とミリアにわざと後ろから服を着させて退場。

幽奈とミリアも不正着替えとみなされ、3枚脱ぐことになるが着てる服がなくなって退場となる。

 

最終決戦

ここからは、ほぼノーダメージのかるらと残り2枚の朧との一騎打ちとなる。

他心通を使おうとしたかるらだったが、朧は思考を神速で巡らせ心を読ませないようにする。

しかし、朧は風で手を拘束されてグーしか出せず、かるらの勝ち。

 

脱衣中に高速移動して風で拘束されないようにしていたが、急にかるらが厚着に着替えさせられた。

高速移動中、朧はさらしに血文字で

何でもする。

緋扇に着替えを。

と書いてこゆずに渡していた。

これでかるらは3枚脱ぐことになり、お互い残り1枚となる。

 

かるらは風でバリアを張って葉札がこれ以上飛ばさないようにして、他心通により他に買収された者がいないことを確認。

朧は相変わらず判定の瞬間まで神速で姿を消して、思考が読めなくなったかるらに後出しして勝つ作戦に出る。

 

すると、かるらは圧縮した空気で光を屈折させ朧に手が見えないようにしただけでなく、上空のカメラだけには手が映るように風を竜巻状にした。

 

これでお互いの手をさぐり合えなくなり、最後は真っ当なジャンケン勝負となる。

コガラシを賭けてのジャンケンは、あいことなりお互い脱落。

 

あるてぃめっと野球拳は勝者がおらず、誰も願いを叶えることができなかったというオチで幕を閉じ、かるらと朧はただただ買収の高いツケを払うことになった。

 

まとめ

なんてオチの終わり方だったんでしょう(笑)

この漫画は『望みが叶う』ってことになると、大概こんな終わり方しますよね。

ただ、途中までは策に策を練っての心理戦だったので、そこは面白かったですねぇ。

 

女将さんのコレクションも前回の七不思議と同じように、この漫画の名物シリーズ化してますね。

また、女将さんコレクションシリーズ期待しましょう(笑)