今、自分たちが夢を見せられていることに薄々感じ始める面々。
現実世界がどうなってるのかというと？？
集合
千紗希は予知夢の中で未来のコガラシに、今自分は修学旅行の時のように未来の夢を視せられていることを告げる。
千紗希が思い出してきた記憶によれば、、、
- コガラシは自分の命と引き換えに、宵ノ坂醸之助を倒した。
- そして、あの世へ行く寸前のコガラシの魂を幽奈が結界に封印したところで、流禅が現れて幽奈・狭霧・雲雀・朧・千紗希・かるらを眠りにつかせた。
眠りにつかされた以外のゆらぎ荘のメンバーもかるらや狭霧に呼ばれて集まってきた。
聞いたのは「護る」ことと［暴走する」という単語だけ。
意味のわからなかったメンバーたちだったが、ゆらぎ荘の近くに巨大な鬼が現れて一様に状況を把握した。
VS 宵ノ坂醸之助
現れた巨大な鬼は、かつてコガラシと宵ノ坂醸之助と融合したものとしか言いようのない鬼だった。
コガラシどころか、禁術で色んな妖怪や霊とごちゃ混ぜになってしまい、自我を失った悪鬼と成り下がっていた。
いきなりの一撃だったが、パンダ老子と融合したマトラが受け止め、呑子も鬼となり、夜々も猫神とニャンガを召喚して参戦する。
戦いは凄まじく、破片が周りの家などに飛んでしまったものは仲居さんの運勢操作でなんとか回避。
そこで、うららはあることに気付く。
いくら暴走状態とはいえ、超越者級の3人を相手にして互角に戦っている悪鬼があまりにも強すぎる。
調べてみると、地脈から霊力を吸い上げており、これでは霊力は無限に続いてしまう。
何か良い策がないかミリアとこゆずに急かされるうららだったが、何も思い浮かんでこない。
すると、ゆらぎ荘自体が天狐の異界に飛ばされた。
雪崩がゆらぎ荘を転送してくれたおかげで、血脈からの供給も断ち切らことができ、周りを気にせず気兼ねなく戦うことができる。
こゆずはみんなが協力しあってる姿を見て、女将の蔵へ走り出すと『豪傑変化之術』を取り出す。
こゆずとミリアはムッキムキのおっさん豪傑になると、戦いに参戦。
カオスな状態ではあるが、戦いはゆらぎ荘のメンバーに任せて流禅の術の解析に入る雪崩。
雪崩ほどの実力者でも、今のところコガラシを救う手立てはないため流禅の（謎の）術に賭けるしかない。
しかし、流禅が味方とは限らない。
コガラシを救うつもりなら、宵ノ坂醸之助と遭遇する前に、唯一無二の未来予測を持つ流禅なら報せることができたはずである。
しかし、それをしなかった理由ななんなのか？
本当の狙いも敵か味方も分からない流禅に、雪崩は警戒を解かなかった。
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