新たに魔人のパワーとバディを組み、街にパトロールに出かけるデンジ。
これから先は前途多難で・・・・
公安退魔特異4課
魔人は悪魔と同じで駆除対象。人目につかないよう頭のツノが目立つパワーを引き連れて建物の屋根伝いに移動する。
パワーは血に飢えており、急にデンジの後ろから殴ってなにかを殺させるよう要求してくる。
理不尽に頭を叩かれるが、可愛ければある程度は耐えられる。問題はどうやって胸を揉むかだけだった。
パワーを引き連れている以上、頭の角を見て民間のデビルハンターや警察官が職務質問をしてくる。
その時は、手帳を見せて公安退魔特異4課の者だと認識させれば、嫌な顔をして帰って行ってくれる。
公安退魔特異4課は実験的部隊で、結果を出さなければ解隊させられてしまう。
そうなれば、デンジとパワーは下手したら処分される運命にあることを2人は知っていた。
暴走するパワー
結果を出すためにパトロールをして悪魔を探すが、一向に悪魔は現れない。
「魔人になる前は超恐れられてた悪魔だったから、自分の匂いで雑魚悪魔は逃げてしまう」と、なんとも嘘くさいことを言い出すパワー。
パワーと組ませたのはアキ。
自分をパワーと組ませることで活躍させずに、辞めさせる気だとデンジは考えた。
その時、パワーは血の匂いを嗅ぎつけてビルから飛び降りつつ、血液で作ったハンマを振りかざし、悪魔に一直線に振り下ろした。
ナマコの悪魔は1撃で潰れ、当たり一面血の海になる。
引用:ジャンプ6・7号 チェンソーマン 5話より
パワーは『血の悪魔』だったため、血を使った戦いを得意とする。
しかし、その悪魔は民間が先に手を付けていた悪魔で、公安が殺すのは業務妨害に当た理、下手したら逮捕の可能性だってある。
マキマも現場に到着し、少し困り顔。
デンジもパワーを制御するように促しつつ、「デビルハンターに向いてなかったかなぁ」と小さい子供に注意を促すようにパワーに問い詰める。
すると、何かに恐れたような顔をしたパワーは「デンジが殺すように指示した」と言い出し、もちろんデンジは否定する。
2人の喧嘩がヒートアップし、マキマが静かにするように促すと、またパワーは恐れるように静かになった。
どっちが足を引っ張ったなんてどうでも良い。マキマは2人の活躍が見たいのだった。
乳を揉む約束
デンジはようやく乳を揉みたいと思っている場合ではないことに気付いた。しかし、嘘をついて自分に罪をなすりつけてくるパワーとは協力できない。
パワーも悪魔の本能で人間のことも悪魔のことも嫌い。でも、猫は好きだった。
パワーは悪魔にさらわれてしまった、飼っていたニャーコを取り戻すために人間に協力している。
そこでパワーはデンジに「ニャーコを取り戻してくれたら胸を揉ませてやると言ったら?」と切り出すと、デンジは飲んでいたジュースの缶を握り潰し、ニャーコをさらった悪魔を殺すことを固く決意する。
まとめ
パワーはマキマに何か弱みでも掴ませられているのでしょうか?異常なまでに、マキマを恐れているように感じます。
また、ニャーコとは言っているものの「猫」とは言っていない所も引っかかりますね。