スポーツ

松坂大輔の腕を引っ張ったファンの損害賠償金額はいくら?罪には問われないの?

中日ドラゴンズの松坂大輔投手(38)がファンサービス中に、右腕を引かれて負傷したことが話題となっています。

ネットでは「誰が腕を引っ張ったのか?」ということで、怒り心頭の人も少なくありません。

 

私は犯人も気になるところですが、これだけのことをやらかして腕を引っ張ったファンの賠償責任罪に問われないかも気になるところです。

ちょっと調べてみました。

 

その後の松坂投手は?

腕を引っ張られ右肩を痛めた松坂投手は、12日沖縄県内の病院で検査を受けて『右肩の炎症』と診断されています。

2月11日には球団側から「ノースロー調整を続ける」との発表もあっており、開幕ローテは絶望的と言われています。

 

また、医師の見解次第では2軍落ちだけでなく、キャンプ離脱という状態にもなりかねないそうです。

 

「右肩の炎症」と言われるとちょっとしたケガのように感じそうですが、開幕ローテから外れる・2軍落ち・キャンプ離脱という事態ということは、ケガもかなりひどい事が予測されます。

松坂投手の選手生命にも関わってくる事態です。

 

ファンへの賠償責任は?

松坂投手にとって右肩は商売道具でもあり、壊されたとなれば早期引退も考えられます。

 

また、松坂投手の腕を引っ張ったのは、サインが欲しい自分勝手なファン(転売ヤー)の可能性も高いとされています。

後遺症がのこり早期引退となってしまった場合、早期引退によって将来得られなくなったと考えられる減収分、治療・後遺症の精神的苦痛についての慰謝料についても責任を負うことになると考えられます」

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00009232-bengocom-soci

 

転売ヤーではないにしても、選手の腕をケガするくらい引っ張るのはファンとは呼べないでしょう。

厳重な処罰を望みたいところです!!

 

では、腕を引っ張った犯人に賠償責任が発生した場合、どれだけ請求されるのかというと。

報道によると、松坂選手の年俸は8000万円プラス出来高払いとのことです。どれくらいの金額か定かなことは言えませんが、早期引退の原因となってしまったら、数千万円単位で賠償金が請求される可能性もあると思います

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00009232-bengocom-soci

 

松坂投手が早期引退となってしまった場合、腕を引っ張った犯人に数千万円の単位で賠償金請求とあります。

こうなれば、一生背負って生きていかなければならなくなります。

 

一瞬「可愛そう」って感情も湧きそうになりますが、個人的には『大投手の選手生命を絶つ=殺す』と同じだと思っているので、ぜひ犯人には賠償金をびた一文まけることなく支払ってほしいものです。

 

罪には問われるの?

犯人に賠償金が請求される可能性があることは間違いないようです。

現実問題、松坂投手はケガをしているので罪には問われないのでしょうか?

 

富本和男弁護士によると

「右腕を引く行為は、人の身体に対する有形力の行使と言えますので、暴行罪の責任を負う可能性があります。『2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料』という処罰を受ける可能性があります。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00009232-bengocom-soci

 

このように話されます。

「2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは過料」とありますが、ヌル過ぎる気がしますけどね。

 

外から見ただけでは分かりませんが、もし肩の炎症ではなく、もっと大きなケガであると判明した場合は

靭帯損傷等の怪我をさせていた場合、傷害罪の責任を負う可能性があります。この場合、『15年以下の懲役または50万円以下の罰金』という処罰を受ける可能性があります。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-00009232-bengocom-soci

 

大きなケガをしてないと傷害罪にもならないし、懲役も段違いに短くなっちゃうんですね。

未だに腕を引っ張った人が「捕まった」「判明した」などのニュースはなく、球団側も事件にはしてないようですね。

個人的には「名乗り出て謝れや!!」って気もするんですが。

 

まとめ

松坂大輔選手の腕を引っ張ったファンの賠償責任や罪についてでした。

今回のことは松坂投手や中日の問題ではなく、スポーツ界全般の対応していく必要があるのではないかと。

今後、どのように選手を守っていくのか?というのが重要になってきますね。