こんにちは!ほしです☆
ドイツの大手自動車メーカーフォルクスワーゲン(VW)が『ビートル』の生産を終了したことを発表しましたね。
1938年に初代ビートルが誕生したから、実に80年の歴史に幕を下ろしました。
生産終了を惜しむ声が上がりまくっていますが、日本でもよく見かけて人気のビートルが生産を終了した理由ってのが気になるところです。
この記事ではビートルが生産を終了した理由や復活する可能性について調べてみました。
ビートルは売れてなかった?
現行モデルである『ザ・ビートル』も、日本では今年で販売を終了する予定です。
ビートルは人気漫画『名探偵コナン』の阿笠博士の愛車としても有名ですね(笑)
実際、未だに車で走っててもビートルをよく見かけるし、売れ行きが悪いようには全然感じず「なんで!?」って気もします。
フォルクスワーゲンの公式サイトには、すでにモデルラインナップには名前がなく新型が存在しないことは確定のようです。
日本でよく見かけるとしても、ビートルがよく売れているメインマーケットの北米での売り込みは右肩下がり。
ビートルが新世代型として「ニュービートル」と呼ばれ、1998年に売り出された頃は北米では年間8万台以上も販売されたのに対し、2018年(9月時点のデータ)では1万1000台の落ち込み。
また、まだまだ人気があると思ってた日本でのビートルの売り上げデータを調べてみると
2012年 | 7514台 |
2013年 | 9045台 |
2014年 | 6722台 |
この頃までは輸入車モデル別販売台数は3年連続で10位となかなかの売れ行き。
しかし、その後はいうと
2015年 | 4123台 |
2016年 | 4199台 |
2017年 | 4426台 |
ランキングも18→18→19位とかなり落としています。
こう見ると、2015年からいかにビートルの販売台数が大きく落ちたか分かりますね。
ただ、「輸入車として単独車種で4000台以上売れているというのは立派な数字だ」という専門家やライターさんは沢山います。
なぜ売れ行きが悪くなった?
じゃあ、なぜビートルの売り上げは悪くなったのでしょうか。
そこにはMINIに『5ドア』が登場したことに関係があるとされています。
MINIの5ドア誕生
日本では2014年10月にMINIの5ドアが販売された当初は賛否両論ありましたが、結果的に5ドアの方が便利で売り上げは伸びていき、世界的にも同じ流れでMINIの5ドアに押されていったのではないかと見られています。
ビートルは5ドアにできない?
「MINIが5ドアにして売り上げを上げたんなら、ビートルも同じことすれば良いのに」って素人の管理人は思っちゃうわけです(笑)
ここで問題となってくるのが『アイコン』というキーワード!!
アイコンとは『元の形を(一部でも)とどめる』という意味。
そこで言うとMINIのアイコンはフロント部分なので、5ドアにしても違和感ないし可愛いフロント部分は残って受け入れられたと考えられます。
ビートルの場合は、前も後ろもルーフも丸みを帯びたボディ全体がアイコンと言えるので、ボディを伸ばして5ドアにするのは困難だったようです。
ビートルを5ドアにしようとしてしまえば、ルーフラインを伸ばすしかないのでビートルらしい特徴的で可愛い丸みを帯びたボディは失われます、
ビートルの復活はある?
実はそんなに世間が知らなかっただけで、2018年1月からフォルクスワーゲンは『See You! The Beetle』キャンペーンを実施しています。
また、この頃には公式サイトにも2019年で日本でのビートルの販売を終了する旨も明記されていました。
しかし、注目したいのは『good-bye』ではなく『See You』とされているところ。
『さよなら』ではなく『またね』ってことは、復活を期待せずにはいられません。
もしかしたら、第4世代としてEVとなったビートルが販売なんてことになるんじゃないでしょうか?
世間の声は?
ビートルの販売終了を知った人たちの惜しむ声が次々とSNSに上がっています。
フォルクスワーゲン ビートル生産終了なのか。
俺が車好きになったきっかけの車でもあるからなんか寂しいわ😭
好きだったなービートル
左ハンのフルスモでかっこよかった笑 pic.twitter.com/TEjcaBDy6U— Misaki™️ (@misakiforce) 2019年7月11日
ビートル生産終了何気にショック pic.twitter.com/dZ3Ytb1Sgg
— わら (@suga_nari) 2019年7月11日
名車ビートルが80年以上の歴史に終止符を打ったとのこと、さみしい限りです。所有したことはありませんが、あのユニークなデザインを見かけるたびに楽しい気持ちにさせてくれるクルマだったのは間違いありません… #NewsPicks https://t.co/JafkkrfcXQ
— 後藤 真理恵 Marie Goto (@marie111r) 2019年7月11日
ビートル生産終了なのかぁ。
めちゃおしゃれでクソ好きだったのになぁ。いつか新車で乗りたかった。。— よしと@うっひょ〜ぃ (@rg1996yoshito) 2019年7月11日
VWのビートル君生産終了ってマジか……
80年間よく頑張ってくれたで……— 実況者っぽいコバト (@reimuhakurei56) 2019年7月11日
新しい車買うならビートルにするかフィアットにするかずっと悩んでフィアットにしよう!と思ったらおとなりさんが乗り始めてビートルにしようと思ったら生産終了決まってほんともう
— コバルト@せかちゅ西2フ38a (@cherry175178) 2019年7月11日
ビートルが生産終了かぁ(´;ω;`)
高校生の時からいつか乗りたいと思ってて乗れてない_| ̄|○ il||li
状態良いの探して思い切って買おうかなぁ
悩む…🤔 pic.twitter.com/6kFOeShIvn— ゥサギくん (@usagi1203kun) 2019年7月11日
ここでは全て紹介しきれませんでしたが、お洒落なで可愛いビートルに憧れて高校生の頃から買おうって思っていた人もたくさんいました。
また、生産終了と聞いてビートルを手に入れようとする人も多いかもしれませんが、値段が跳ね上がる可能性が大いにあるので早く買った方が良いかもしれませんね。
まとめ
フォルクスワーゲン ビートルの生産終了の理由や復活についてでした。
いやぁ、SNSでは惜しむ声が半端ないですねぇ!!
私もお金があれば妻に乗ってほしい車№1ですもんね。
安ければ30万円代でビートルが販売されたりするのも目にしましたが、これからは何倍も値段が上がるかもしれませんね。