みんなで温泉の後、千紗希が寝る時用のブラを付けていた。
興味を持つ幽奈だったが、そこへうららが取り出したものが。
誅魔忍軍特製ブラ
女だらけの誅魔忍向けにうららも開発を手伝った『霊能力者専用誅魔忍軍特製ブラ』。
このブラは就寝時用で、着用者が「こうなりたい」という願いを読み取って、理想の形状やサイズになるようにバストマッサージしてくれる優れもの。
ただ、霊力が強い人しか作動しないが、何人か興味を持ってくれたし、試作品のモニターを探しているうらら。
みんなでやってみることになり、数日後ゆらぎ荘にブラが到着。
コガラシが段ボールを受け取ってくれたが、中身がバレることなくうららの手に渡る。
大量に発注し、各々がブラを手にする。
ただ、狭霧は誅魔忍として闘うため、千紗希は下着でオシャレがしたいため、大きくではなく小さくなるように使用するつもり。
反対に、自分の容姿に絶対的な自信があるかるらと、幽霊で見た目が変わらない幽奈はブラの装着を見送ろうとする。
しかし、朧が「コガラシ好みの胸とは、初恋である魔境院逢牙の胸ではないか?」と疑問を投げかけると、一理あるとしてかるらも幽奈もブラを手にした。
予想外の出来事?
各々、女子メンバーたちがブラを着用して就寝すると、バストマッサージがかいしされる。
すると、全員が全員コガラシの手のような感触であると感じる。
次の日の朝、実は下着の開発にそこまで興味を持ってなかったうららは、ブラの調子を確かめようと皆にLINE(のようなもの)で確認する。
すると、朧からは好感触の感想がもらえて喜ぶうらら。
しかし、全員がコガラシの手のような感触であると感じてはいてが、気恥ずかしさから他なものに確かめられずにいた。
また、コガラシの手のような感触の誘惑には抗えず、何日も使用することになる。
すると、コガラシはうららを学校の屋上に呼び出して最近見る妙な夢の相談をする。
その夢とは、眠っている女子たちの胸を延々と揉み続けてしまうという夢だった。
霊的なものではないかと心配するコガラシだごが、誰にも相談できずにいた。
「環境のせいやから」と吐き捨てて、うららは今度は自分が着用して眠りにつくと、コガラシに胸を揉まれる感触を体験する。
うららの分析の結果、霊媒体質のコガラシが段ボールを受け取ったことで、下着とコガラシがリンクしてしまったという。
これこそがうららが求めた機能であり、これから売り出すブラを全てコガラシにリンクさせようとする。
寝不足で参っているコガラシ。
諦めきれないうららは、女子メンバーたちにコガラシを説得するよう頼むと、困っているコガラシを無視することができずに涙目になりながらリンクさせることを反対するのだった。