太極老子の依代となるため、かるらとマトラは1対1の対決へ。
後ろから羽交い締めにされ、なんとか不意をついて逃れたかるらだが。
かるらの罠
次掴まれたらプロレス技をかけられた挙句、卑猥なポーズをさせられての敗北が目に浮かぶかるら。
マトラは霊力も体力もかるらを上回り、霊装結界を覚えた今、マトラが勝利を確信するのは仕方ないことだった。
竜巻を起こし、姿を消したかるら。
岩影(対決してるのは中国の山奥)から、神足通でワープさせた風の霊撃を幾度もマトラに向けて放つ。
全ての攻撃を避けながら、周りの岩を全て破壊しようとするマトラ。
しかし、かるらはハワイにワープして天眼通でマトラの位置を確認して、長距離攻撃でスタミナを削っていく作戦だった。
マトラは打撃と極技の近接攻撃のみで、もしマトラがハワイまで追いかけても神足通で再び逃げられてしまう。
マトラはかるらには捉えられない速度で動き、霊撃を飛ばしている神足通の渦に飛び込んでいった。
神足通の渦の先には必ずかるらがいることを確信し、霊装結界を解いてダメージ覚悟で渦をくぐったマトラ。
しかし、これを読んでいたかるらは、渦を抜けたカルラに神足通での霊撃を大量に打ち込むが、一瞬で霊装結界を張り難を逃れたカルラ。
かるらVSカルラ決着
かるらには、どう見てもマトラが本気で太極老子の力が欲しいようには見えない。
かるらが超越者並みの力を目指す理由も、コガラシへの想いもマトラが1番知っているはず。
なのに、なぜマトラが邪魔するようなことをするのか問いただした。
かるらは賢い選択をしようとしても、結局のところ感情が爆発してしまう。
太極老子に憑依されることになったとしても、「やはりコレはわらわの力とは言えぬのじゃ!」と後悔することがマトラには手に取るようにわかった。
であれば、最初から自分がもらうことにしたマトラ。
その理由に納得いかないかるらと、納得しないと分かっていたマトラは、同時に煉丹術を発動。
双方とも、煉丹術で霊力を爆発的に高めて最大の一撃で決着を決めにかかる。
罠とは分かっていても、再び神足通の渦の中に飛び込むマトラ。
かるらが反応する前に、全ての渦を突破してかるらをベアバッグ(抱きつき)で決着をつけた。
太極老子がマトラに憑依すると、パンダの耳とクマが出るものの気に入った様子のマトラ。
しかし、マトラは憑依されて荒覇吐(あらはばき)に挑むつもりはさらさらなく、太極老子の力をかるらのために使う決意を口にした。
ちなみに、太極老子はゆらぎ荘で一緒に暮らしていくよう(な描写が最後にある)です。