こんにちは、ほしです☆
12月16日に第168回 芥川賞・直木賞の候補作品が発表されました。
今回は芥川賞の候補作品の『荒地の家族』の著者、佐藤厚史さんについて調べてみました。
佐藤厚史のプロフィール
【ニュースリリース】
新潮社からは
芥川賞に #佐藤厚志『#荒地の家族』
直木賞に #千早茜『#しろがねの葉』がノミネートされました!
▼詳細https://t.co/mUzQgbNXOX pic.twitter.com/WtoXqfIgiJ
— 新潮社 (@SHINCHOSHA_PR) December 16, 2022
名前:佐藤 厚史(さとう あつし)
生年月日:1982年2月9日
年齢:40歳(2022年12月時点)
出身地:宮城県仙台市
在住:宮城県仙台市
職業:小説家
佐藤厚史さんは小作家でありながら、本屋さんでも働いていらっしゃいます。
Twitterの自己紹介も「小説家 兼 書店員」となっています。
活動期間も2017年〜なので、35歳から小作家として表舞台で活動されています。
それまで、ご自身で小説などを書かれているかと思いますが、正式には小説家として活動されて、まだ6年弱ということになります。
芥川賞作品候補『ジャクソンひとり』の安堂ホセさんについてはコチラ
芥川賞作品候補『開墾地』のグレゴリー・ケズナジャットさんについてはコチラ
芥川賞作品候補『この世の喜びよ』の井戸川射子さんについてはコチラ
佐藤厚史の経歴
2017年に『蛇沼』で第49回新潮新人賞を受賞します。
おそらく、この受賞をきっかけに活動期間とされているかと思います。
2020年『境界の円居』で第3回仙台短編編文学賞大賞受賞。
【あなたのオモイ それぞれのカタチ】
仙台短編文学賞 大賞受賞作品「境界の円居」初日
@宮城野区文化センター パトナシアター pic.twitter.com/YCc4D8CtsY— sachiko osawa (@o_such) February 26, 2021
2021年『象の皮膚』で第34回三島由紀夫賞の候補作品に選出されます。
しかし、惜しくも三島由紀夫賞を逃してしまいます。
そして、2022年は『荒地の家族』で第168回芥川賞作品候補となりました。
『荒地の家族』佐藤厚志
震災から10年経った東北に生きる人を描く作品。生きている間の辛苦は本人と共有できるけれど、死は本人ではなく側にいる人間が引き受けて感じ続ける。瓦礫がなくなって防潮堤ができても震災は終わらないしまた繰り返す。確かに10年経ったからこそ書ける小説だなと思いました。 pic.twitter.com/KcsVSAPFZo— 二足歩行のたぬき (@tanuki_nisoku) December 18, 2022
2017年・2020年・2021年・2022年と、賞を受賞したり・作品候補に選ばれています。
これだけで、佐藤厚史さんの作品がどれだけ素晴らしいものか分かります。
佐藤厚志が働いてる本屋は?
佐藤厚史さんはジュンク堂書店仙台TR店に勤められていましたが、グーグルマップで調べてみると今は閉業しているということです。
佐藤厚志さんのTwitterを見てみると。
【本日開店】第32代目作家書店「変貌する文芸誌 群像・すばる・新潮・文學界・文藝×作家書店」は本日開店です。
ジュンク堂書店池袋本店6階特設会場にて、書籍のプロによる選書をお楽しみ下さい!#作家書店 #変貌する文芸誌https://t.co/5ZKHC1FQHq pic.twitter.com/Qa3h0EHrpf— ジュンク堂書店池袋本店 (@junkudo_ike) February 19, 2022
佐藤厚史さんは2022年はジュンク堂書店池袋本店のみリツイート。
しかも、ツイートにある「書籍のプロ」とは佐藤厚史さんのことかなぁとも思います。
- 自分が勤めているお店だからリツイート
- 書籍のプロ=佐藤厚史さん
こう考えると、佐藤厚史さんの勤務されている本屋さんはジュンク堂書店池袋本店ではないでしょうか。
私も100%確信があるわけではありませんが、勤めていらっしゃるのはここかなって思います。
佐藤厚史の大学は?
佐藤厚史さんは東北学院大学 文学部 英文学科を卒業されています。
この学科のホームページには
英語の運用能力を高め、ことばと人間について高く学ぶことを通じて、グローバルは視点から、国際・地域社会で活躍する国際人をめざします。
このようにあります。
佐藤厚史さんは英語を使うお仕事を目指されて、東北学院大学文学部英文学科に進学されたかもしれませんね。
佐藤厚史の高校は?
佐藤厚史さんの高校を調べてみましたが、どこの高校か情報を見つけることができませんでした。
しかし、出身地が宮城県仙台市ですし、進学された東北学院大学・現在住まわれている場所や務めていらっしゃる書店も同じく宮城県仙台市。
生まれてからずっと宮城県仙台市を出られていないようなので、高校も宮城県仙台市の高校に通われていた可能性が高いと思います。
佐藤厚史の評判は?
佐藤厚史さんは『蛇沼』『境界の円居』『象の皮膚』『荒地の家族』を出版されています。
これだけ出版されている佐藤厚史さんの評判はどうなんでしょうか?
「週刊金曜日」(2021年7月16日号)に佐藤厚志『象の皮膚』(新潮社)の書評を書きました。この作品が芥川賞の候補作にあがらんのおかしいやろ!って気持ちを込めて書きました。震災本屋小説です。ここにも描かれてこなかった〈震災〉があります。書店あるあるが詰まっててユーモアも抜群。読んで!! pic.twitter.com/U8haMut5NR
— 長瀬海 (@LongSea) July 16, 2021
新潮新人賞受賞作の佐藤厚志さんの『蛇沼』、「地方あるある」で、田舎の音、光、におい、人々の生態がそれはリアルに描かれていて、それは私のバックグラウンドと、なぜか今また身をおく環境そのものでもあるので、なんだか身悶えしながら読んでいます。。。
— Toshie Takeuchi 竹内要江@『何もしない』『階上の妻』等絶賛発売中! (@takeucht) October 28, 2017
#佐藤厚志#荒地の家族
読了。東日本大震災を背景として、中年男性を主人公に、震災後の「今」を切り取っている。あまたのドキュメンタリーがある中、「この小説じゃなきゃ語れなかったこと」という必然性みたいなものを感じ取れなかったのは、私だけでしょうか。 pic.twitter.com/fUJdbG969q— katsunari koyama (@e0h2H7uHNzzWTLw) December 17, 2022
他にも、たくさんの「面白い」って感想もあったし、中には「身悶えしながら読んでる」など、作品の表現が心に突き刺さる人もいらっしゃいました。
まとめ
芥川賞作品候補に選出された佐藤厚史さんについてでした。
小説家として活動を始められてから、まだ日は浅いながら第一線のトップにいらっしゃる気がします。
しかも、書店員として働きながらっていうのも、自分の中ではポイント高いですね。
芥川賞を受賞されたら、ジャンク堂書店仙台TR店にお客さんが押し寄せるかもしれませんね。